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顧客満足は相手がよいと思うこと

Go To イート キャンペーンもね!

Go To イート!
せっかくなのでランチで使ってみようと外苑前付近で使えるお店を検索。
チェーン店が少ないのかもしれないけど、使えるお店も少なく「高い」
コース料理価格のお店ばかりです。
便乗値上げっていうのかな。なんかねぇ〜・・。

値段って難しいですね。
そもそもランチが大体千円くらいと思っているから三千円したら高いと思うわけで
ハワイのワイキキでランチしたら三千円くらい普通にしますからね。
基本となる価格があって、それを基準に値段の価値は考えられるものですよね。
不動産の値段も高い、安いか。仲介手数料もそうです。
基本的に手数料は売買価格の約3%と決まっているので、顧客に普通に請求できますが、物件価格の値段が安い(手数料が安い)からといってサービスの質を変えるわけにはいきませんよね。
となれば当然高い物件を取引するか、売主・買主双方から手数料をとる(両手)方がよいと考えます。
商売だから、相手が納得すれば良いと言えば良い。
「相手がよいと言えば良い」
これもまた難しいところではありますね。
不動産の売買に関する紛争判例を見てみると・・。
「売買契約の成立・契約締結上の過失」
これは相手が良いと言ってないから揉めた!ということです。
「東京地判 平30・5・25
高齢者が自宅マンションを著しく低額で売却させられたとして、売買の無効が認められた事例」
「高齢者が、所有している自宅マンションを、被る不利益を十分に理解していないことに乗じて著しく低廉な価格で売却させられたことは、公序良俗に反し無効であるとして、買主に対し、所有権移転登記の抹消と弁護士費用及び慰謝料を求めた事案において、所有権移転登記の抹消と弁護士費用一部の支払が認められた事例』
高齢者から不当な金額で業者が買い取りした取引が無効になったという、詐欺まがいの取引のようです。−公序良俗違反による契約無効− になっちゃうんですね。
事件の取引価格をみて、う〜んここまでの価格は悪質!と思ったけど、買取は商売だから、安く買うことを詐欺とは言いにくい。普通に不動産取引をしていればこのようなことはないと思いますが
一番は、相手が納得していないことに問題があるように思います。

不動産仲介は高額な商品を扱う仕事です。だからこそ、顧客の考え方や思い方ひとつで、クレームも大きくなります。このような判例は特別だと思いますが、大手仲介業者さんなどが抱えている顧客とのトラブルなどは、伝わり方のミスが原因ということも多くあると思います。
取引数が増えればその分リスクも増えます。
だからこそ、フリーエージェントは自分の価値観の合う顧客と楽しく仕事ができるところに魅力があるように思います。
顧客満足とは結果、相手がよければ良いことだと思います。

Go Toイートキャンペーンだって、普段敷居が高くていけそうもないお店こそ、クーポンを利用して千円で食べられる価格設定にすれば、お店の味を知ってもらえるチャンスなのに。
目先の利益より、自分がよければ良いというより、相手がよければ良い視点で物事を考えると何事もうまくいくように思うんですけどね。










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