スタイルオブ東京の変遷=賀子の大冒険みたいになってしまいましたが笑
まだまだ続くストーリーは皆さんと一緒に楽しみたいと思います。

さて、再び日常のつぶやきに戻ります(^-^)v
心理学に「カラーバス効果」という言葉があります。
ある特定のものを意識していると、関連連情報が自然と目に留まりやすくなるという心理効果のこと。
人混みや雑踏の中でも、自分に関係があったり興味はあったりするキーワードを自然に聞き取ることができる「カクテルパーティ効果」というものもあります。
自分が探している言葉が電車の中の中吊り広告にあったり、誰かと話をしているときに発見したり、だれでも経験のあることだと思います。
私は常にエージェントの養成や新しいビジネスのことばかり考えているので、どこにいってもその関連したことに気がつきます。
私は仕事や人間関係は行き着くところなんの正解もない、だから人生の旅をすることに意味があると思っています。だから宗教的な言葉や哲学的な言葉を拾うのが好きです。
宗教も哲学も宇宙も未来もきっとみんな同じなんじゃないかな・。
般若心経の“色即是空”も“諸行無常”もデカルトの“我思う我に我あり”も“禅”の考え方も
“ブッタ”も“ソクラテス”も“武士道”も“学問のススメ”も“アドラー心理学”もみんな源泉は同じような気がします。
大学院のゼミの先生。岩田先生のバイブルは「神の詩」という古代の神様の話です。在学中に私が先生のデスクに相談に行った時のことです。お勧めの本を出してくれたので、英語の本は読めませんといったら、これはフランス語です。っていうので、フランス語はちょっと・・って言ったら、じゃあヒンドゥー語は?という先生です。

先生の専門は原子力とかエネルギーの工学博士。日本語で読める本として紹介してくれたのが「シャノンの情報理論」0か1かという話ですが、実は世の中はシンプルで0か1、右か左、上か下・・。みんなどちらかしかないのに・。
感情が物事を複雑にしているだけ。
そこと哲学も通じるものがあるんじゃないかなと思いました。
ある食事会の時に先生に哲学の始まりは誰ですか?と聞きました。
そしたら先生はその質問に驚きもせず「そうですね・・プラトンかな」って。
なんでですか?と聞いたら。
「わかる言葉になったから」って。
その時先生はやっぱり古代宇宙人だな・・と思いました笑
不動産エージェントは顧客の幸せなライフスタイルを見つける仕事でもあります。
その顧客の幸せを考える。
それは顧客さえもわかっていないことかもしれません。
そして正解はないのかもしれません。
でも不動産という形のあるものを特定するためには、0か1かを繰り返し質問することが効果的かな。
シンプルな話ですが、意外とそのシンプルなものが難しいものです。お客様が幸せに暮らせる不動産とは何か?自分の考えではなく、お客さんの感情を知るには哲学的な感覚を持つべきです。
いろいろなところに哲学は転がっていますので、つねにアンテナを貼る「カラーバス効果」「カクテルパーティ効果」を意識していると良いと思います。
先日沖縄に行ったときに行ったステーキ屋さんになぜか福沢諭吉先生の7訓の色紙が貼ってありました。
一、世の中で一番楽しく立派な事は、一生涯を貫く仕事を持つという事です。
一、世の中で一番みじめな事は、人間として教養のない事です。
一、世の中で一番さびしい事は、する仕事のない事です。
一、世の中で一番みにくい事は、他人の生活をうらやむ事です。
一、世の中で一番尊い事は、人の為に奉仕して決して恩にきせない事です。
一、世の中で一番美しい事は、全ての物に愛情を持つ事です。
一、世の中で一番悲しい事は、うそをつく事です。
いい言葉ですね(^-^)v
そのステーキ屋さんでこの言葉に気が付く人はどのくらいいるのだろう?この言葉に反応している人はどのくらいいるのだろう?
なんて・・私は考えておりました笑
沖縄のステーキ屋さんで福沢諭吉。
どんなところでもいつでも心の筋トレはできるということですね。

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