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目覚めの時⑰ 目覚め続ける共同体

聖書では何度も、目を覚ましていなさい。という言葉が語られています。

その意味は霊的に目覚めた状態に留まる意味がありますが、その状態に留まることはそれ程簡単な事ではありません。

また聖書で神は私たちが熱いか・冷たいかであって欲しいと願われている、という言葉もあります。
神は私たちに生ぬるい状態であることを願ってはおられないのです。

熱い状態と、霊的に目覚めた状態は、似た状態とも言えると思います。
真に霊的に目覚めている人達の特徴の一つは情熱があることであると思います。

霊的に目覚めていると自称していても、とても冷たい人も中にはいます。
確かに霊的世界や色々な物事に関して、知識は持っているかもしれませんが、肝心の心が冷たいのであれば、そのような知識が無くても心の温かい人の方が神の前にも人の前にも認められるのではないでしょうか。

また心が冷たいのであれば、真の意味では目覚めていない可能性もあるでしょう。

知識を得て目覚めたと錯覚している人は、神は知識ではなく、『神は神である』ということを理解する必要があるかもしれません。私も以前は知識を得て知った気になっていましたが、知るべきことの初歩も知ってはいないことを後で痛感しました。

神はお方であり、人格を持った存在であり、私たちと霊と霊を通して交わることを望んでおられるのです。

次に霊的に眠っていて生ぬるい人ですが、霊的に眠っているとどうしても生ぬるくなると思います。私も油断すると自分の魂が生ぬるくなるのを直ぐに実感します。

きっと人は自分の力だけでは熱く、目覚めた状態で居続けることは出来ないのでしょう。

なのでクリスチャンは教会に行き、共に神を賛美し、神の臨在の中で力を得て、また聖書を通して神と交わり、祈りの中で神の声を聞き、世界で最も熱いお方から力を受け続けることを願い、また生活の一部とするのでしょう。

しかし炭が一つでは熱く燃え続けることが出来ないように、私たちも霊的に眠り、生ぬるい世界の中で一人で燃え続ける事は簡単な事ではありません。

不可能ではありませんが、甘くないと思います。
もし出来たとしても、周りを目覚めさせ、周りを熱くするイエスの弟子を目指すのであれば、十分ではないのかもしれません。
つまり一人一人が孤立して分断されていては社会を変える程に燃え上がることは出来ないのではないでしょうか。

敵はありとあらゆる方法で私たちの霊的な熱さを奪ってきます。

孤立し、分断され、傷を負っていてはたちどころに熱は奪われてしまいます。

であれば、その逆をすると面白いことになると思いませんか?

一致団結し、完全に一つとなり、熱量を上げ続けるのです。

初代教会の神の民も同じ事をして世界を変革する大きな神の波を起こしました。

使徒の働き 4:32,33,34,35

 さて、信じた大勢の人々は心と思いを一つにして、だれ一人自分が所有しているものを自分のものと言わず、すべてを共有していた。
使徒たちは、主イエスの復活を大きな力をもって証しし、大きな恵みが彼ら全員の上にあった。
彼らの中には、一人も乏しい者がいなかった。地所や家を所有している者はみな、それを売り、その代金を持って来て、
使徒たちの足もとに置いた。その金が、必要に応じてそれぞれに分け与えられたのであった。



ここに大きな恵みが彼ら全員の上にあったとあります。

私の長男は恵大という名前です。いずれ詳しく証したいですが、預言的な日に預言的な意味を持って生まれました。

初代教会の大きな恵みが今の日本で表されるという意味です。

もう一人私の友人に恵大という子を授かった男がいます。同い年で同じ教会で育ち、今信仰の道を共にする男です。

彼も私と同じ共同体での生活の夢を持っています。

というよりもこの夢は彼の夢と言えるでしょう。

私たちは今この夢を真剣に祈っています。

私たちの夢でもあり、神の夢でもあると私たちは信じています。

もちろんその為には大きな富も必要です。

大きな恵みが現代の日本に注がれるのを見る!


日本が目覚める時です!



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眞鍋 保
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