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今を生きるんだ 時は流れても 僕は流されない
「何かを極める」ということは、何にしたって難しいことだと思いますが、
極めるとまではいかずとも、まず「何かを続ける」ということだけでも、
ものすごいことなのだなあ、と、最近強く思います。
もちろん、長く続けなかったからといって、
そのことの価値が下がったり、なくなったりするわけではないけれど、
どんな状況であれ、どんな立場であれ、
「ひとつのことを長く続ける」ということは、
その「続ける」という行為ただひとつだけでも、
想像もつかぬほど多くの努力と、辛抱と、忍耐と、情熱と、
本当に多くのものを必要とするのだと思います。
惰性で続けられるものなんて、そうそうない。
今までの人生で、そしてこれからの人生でも、
ただひとつだって、10年も何か同じことを続けられることがあるだろうか?
自分を顧みてそう考えると、
「続ける」ということ、その凄さを改めて実感します。
続けたことに対して、過去から振り返ってみれば、
まるで始めからそうなる未来を見据えて、
全ての物語が紡がれてきたように見えるのかもしれないけれど、
きっと、そのときリアルタイムの一瞬一瞬は、
未来のことなんて想像もできなくて、
過ごしてる「今」をただ必死に積み重ねていくしかないはずで。
道をつくるのは他でもなく自分自身で、
その積み重ねてきたもの、通ってきた歳月の轍が、
後からその過ごしてきた日々の輝き、煌めきを教えてくれる。
振り返って見たその轍を、悔いのないものにするには、
やっぱり今の一瞬一瞬を、一生懸命に生きるしかなくて。
振り返って見る空は、何度目だって、澄み切った青空にこしたことはないから。