【マナシェア中目黒・三軒茶屋】シェアハウスのレシピ⑪『工程管理』
建築士さんに作成頂いた図面を元に大工さん(工務店さん)に工事内容を伝えたら、あとは完成を待つばかり。。とはもちろん行きませんよね。。
それなりに時を経た築古物件には必ずと言っていいほど「想定外の問題」が浮上します。
◆解体してみたら、建物の構造上抜けない柱があって図面通りの間取りにできそうにない。。
◆こんなところに雨漏りが。。
◆配管が古くて危険かも。。
今はホームインスペクションといって、家を購入する前に欠陥がないか調査してくれる会社がたくさんあります。しかし目視ではなく、機材を入れて本格的に調査するとなると10万以上かかることもザラです。
結局のところ屋根や壁をバリバリ剥がして解体するのが一番問題を見つやすく、補修方法もその場で決定できるので、マナの場合は大工さんにいきなり相談しています。
古い物件は新築と違って、想定外の発見があっても「そういう可能性が折り込み済みの価格です」みたいになってるので、購入前に調べ尽くすって結構難しいのです。
一緒に作り上げていく
いざ工事が始まって竣工まで、ハウスメーカーさんや大きな工務店さんだと工程管理の専門担当がつき、現場の様子を施主に逐一報告してくださるので安心かと思います。
『マナシェア中目黒』の場合はその役割を建築士さんに担って頂き、『マナシェア三軒茶屋』の場合には自分自身が担当しました。
『マナシェア三軒茶屋』の場合は建築士さんなしで、大工さんとダイレクトにやりとりをしながら間取り変更やリノベプランを決めたので、工程管理も棟梁とマナでやりました。
工事途中に起こった台風のため、大工さんが復旧工事に追われてシェアに来られなくなったり、バスルームの壁が発注していたものと全然違っていて大慌てになったり、電気設備が新旧混合になっていたことが判明し、すべてリニューアルすることになったり。。
リノベ工事は購入当初には分からなかったこと、ある程度分かっていたけど予定通りにいかないことがちょいちょい起こります。
それでも頻繁に現場に通って大工さんと直接会話したり、お茶したり、自分でもくもくとDIY作業をしていると、自然に大工さん達と「ステキなシェアハウスに仕上げよう!」という一体感が生まれてきます。
大工さんからも「この天井の段差はUカーブにしたらオシャレなんじゃない?」とか「ここに薄い棚を作ったら便利そうじゃない?」といった、当初予定していなかった提案もバンバン生まれてきます。
工事途中で当初の予定を変更したくなることもチョコチョコ。。
床や壁の色を小さな色見本から選ぶ→広いスペースだとまるで印象が変わってしまいます。
大きな壁一面に塗ってみたらイメージより濃くなってしまった!
色見本で選んだものとイメージが全然違う!
なんて事はよくある話です。
事前にいくら想定していても実際にやってみると違ったということはどうしても起こるものです。お互いに後の祭りにならないよう、ちょこちょこ確認して、オオゴトになる前に大工さんに微調整・修正をお願いすることが大切だと痛感しています。
以前、『マナシェア中目黒』の外壁塗装にかわいい薄ピンクを選んだつもりが、仕上がりはどうみても幼稚園か保育園。慌てて白に塗り替えて頂いたこともありました。
なんだかんだでようやくハウスが出来上がった後も、大工さんに「リビングの天井のUカーブが住人さん達に好評です!」とか、「お風呂の外カーテンやっぱり追加して頂けてよかったです!」とかいろいろご報告できるのも楽しいですし、信頼も深まる気がしています。
しかし二次元の設計図をリアルな三次元空間にする大工さんて本当にすごいなって思います。職人さんてめちゃくちゃかっこいい!!
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