心のどこかに引っかかっている占いの威力
私の中で、この人は凄いなと思う占いの先生はほんの一握りしかいない。
予報的にホロスコープや吉方位、節入りとかは気にはするが、それほど占いだけを中心に生活してはいない。
新年明けて、節分がきて、これからの気の流れをみるけれど、同時に前年に言われていた事がどこまで当たっていたかの答え合わせもしてみる。
やっぱり先生によって、解釈の仕方はそれぞれだし、自分との相性の良い先生を信頼するのは当然の事で、有名だからとか、当たると聞いたからとか、そんな触れ込みで信じきる事はない。
私だって、すごく当たったと言ってもらえたり、全然違ったと言われたり、占い師と相談者さんとの相性ってあるなって思うから。選択は自由です。
是非、2023年の答え合わせをしてみて欲しい。
先生によって、良い事ばかり言う、悪い事ばかり言う、そのバランスって受け手にとっての心地よさは全然違っていいと思う。
私の好き嫌いでいうなら、良い事しか言わない先生は選ばない。
ショップ店員さんと一緒で、似合う似合うと良い事ばかり言われると嘘だなこれは~と買いたくなくなる天邪鬼だから、、
というかそうやって近寄ってくる店員さんがいたら笑顔で即逃げる(笑)
そうやって去年の答え合わせをしては、観点が自分と合わないと感じるとほんの一握りの中からするりと滑り落ちていくことになる。
20代のガラケー占いから購読している先生方は、答え合わせなんて必要なくて、とても尊敬している。
何故って、1年間私の頭は膨大な量の情報を処理しているはずなのに、
あ!コレ先生が言っていた!という事がだいたい起きてくるから。
その言葉が、記憶なのか心なのか、私のどこかに知らないうちにひっかかっている。
それに気づくと発信されていたものを、寝る間も惜しんで何時間もかけてさかのぼった事が今まで何度あった事だろうか。
そして、ひっかかっていたその言葉を見つけた時には、インディジョーンズがお宝見つけた時くらい声にならない感動を覚える。鳥肌立ってブツブツになりながら、再度言葉を噛みしめる。
数十年の間にそんなことが幾度となくあるって凄い事です。
「ああ、先生が言ってた事ってこの事だったんだ。」
私もそうやって思い出してもらえる人でありたいなと思うのです。
とりあえず持って行きなさいと持たされたキビ団子を役立てた桃太郎みたいに。
そっと困らないよう持たせてくれる、あたたかく包み込むような心が占い師には大事な気がするんですよね。