キャバ嬢と客の恋と悲しい結末

私には10代の頃の親友(アミちゃん)がいます。
アミちゃんはキャバ嬢をやっていました。

アミちゃんは、10代の頃から人当たりもよく、お話をすることも好きで、お酒も好きなのでキャバクラ嬢という職業が合っていました。

アミちゃんがキャバの世界に入ったのは20歳のとき。高校生のときは一緒にコンビニでアルバイトをしていたのですが、わたしも辞めたのでアミちゃんも辞めました。

アミちゃんがコンビニの次のお仕事に選んだのがキャバでした。

キャバの仕事は楽ではなく、いろんなお客さんの相手をしなければいけないこと、売り上げを上げるために他の嬢との争いをし続けなければいけないこと。

そういう職場なので友達はできにくく、ライバル心の方が勝ってしまうという状況でした。

働いてから3ヶ月ほどたち、アミちゃんにも固定客がある程度つくようになりました。天性の可愛らしさと、天真爛漫な彼女の性格に惹かれたのでしょう。

あるお客さん(Dさん)がアミちゃん目当てでかなりの頻度で来てくれるようになったそうです。

Dさんはいたって普通のサラリーマン。稼ぎも平均年収程度だそうです。

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