精神的なゆとりを持って投資することが大事

新NISA制度が2024年1月から開始されましたが、7月下旬からの円高・株安でNISA枠で買っていた金融資産を損切りしてしまった方も少なくないと思います。

このように、損切・狼狽売りをなるべくしないようにするためにはどうすればよいでしょうか。

それは、いま投資しているお金はゼロなってしまっても全く生活に困らないという「精神的なゆとりを持つこと」が方法の一つだと考えてます。

では、「精神的なゆとり」を持つとはどういうことかというと、生活防衛費をしっかりと貯めることだと考えてます。

生活防衛費を貯めると、①直接的には、精神的な安心感が生まれ、②間接的には、投資を感情ではなくロジックで考えるようになるから、と個人的に考えてるからです。

①は、お金(生活防衛費)があることで、資産がゼロになっても当分の間は生活できるという心のゆとりが得られます。

「ま、最悪ゼロになっても良いかな♪」となります。すると、下落相場でも耐えられるし、あわよくば買い増ししようかな、となる訳です。

②は、生活防衛費を貯める過程で、おそらく2,3冊の節約本(投資本含む)を読むと思います。

そうすると、お金が貯まる体質になるだけではなく、お金に対しての取り組み方、考え方が変わり、投資を感情ではなく、ロジックで考えるようになります。

例えば、日本株は全体の10%の配分にすると決めた場合、この10%がゼロになっても、残りの90%は残ります。10%くらいなくなっても、「ま、いっか」となり、精神的にゆとりがでます。

10%ですらゼロになって不安になるならば、5%や3%に減らすことでゆとりがでます。不安要素を数値に置き換えて、それを下げてコントロールすれば良い訳です。

以上から、精神的なゆとりをもって投資に望むことで、下落相場においても、目先の感情的な損得勘定で狼狽売り・損切りが少なくなる(なるべくなくなる)のでは、と考えてます。

みなさんが投資で幸せな生活を送れますように。マナティー。

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