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Tちゃん、発達外来の診察に行く!
3歳児検診で「難聴」を疑われ検査をしたものの、耳に異常はないと言われたTちゃん。小児耳鼻科の先生からは、「核となる母語」がネパール語なのか日本語なのか、定まっていないことも発語が遅れている一因ではないか、とのお話がありました。
私たちが母語を習得するまでには5年、2万時間かかるそうです。
そして、母語が定着するのが10歳ごろだと言われています。脳科学の専門家が、外国語を始めるべき時期は8歳から10歳というのは、母語が定着しないまま新たな言語を入れると、核となる母語が不安定になるからでもあります。
しかし、これは1日6時間、だれかが話す言葉を聴くことができた子どもの話です。
生まれてからずっと、物のようにただその場に置かれていたり、泣くと自動で動くベッドに寝かされっぱなしだったり、集団のなかで黙々とひとり遊びをさせているだけでは、たとえ両親が日本人であっても、日本語を核となる母語にはできません。
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