【徒然日記】新人時代
【世界一周まであと〇〇日】
今日は新人の頃のことを少し思い出しました。
私は看護師をしており、今となっては採血は得意な業務の一つですが新人の頃はとてもあたふたでした。
初めて患者さんに採血したときは、今じゃ絶対失敗しないだろうという血管だったのですが、私は失敗しました。しかもその患者さんはなかなか怖い方だったので、失敗した瞬間は何か言われるだろうなと思って顔をあげることができませんでした。
でもその患者さんは
「ねぇ、野球の王貞治さんって知ってる?あの人だって三振するんだよ。失敗しない人なんていないんだから頑張りな。」
と言われて、失敗した悔しさと患者さんから言われた優しさで泣きそうになりました。(その場では泣かなかったですけど、その後トイレで泣きました笑)
そして実はこの前、数年ぶりにその患者さんが入院してきて久しぶりにお会いすることができました。患者さんは当時のことを全く覚えていませんでしたが、私は救われたことをお礼が言えて良かったです。
相手が覚えていなくても全然いいんです。覚えていなかったとしても、間違いなく自分はその言葉に救われました。こうしてふとした時に思い出して、優しさにまた触れることができればそれでもう十分です。
ちなみに…
採血が得意になった理由は、新人時代の夜勤の時に先輩の受け持ち患者の採血も全員分取ってきてとしごかれた過去があり、猛特訓の結果得意になりました笑。(今となってはその先輩とも仲良く話しますが、あれは一種のいじめだったな…笑。)
mana
※このnoteはmana&kanaの共同です。投稿の最後に投稿者の名前を書いています。