voicyパーソナリティを卒業してスタエフを再開してみた
先月まで、所属しているHUC(母親アップデートコミュニティ)のvoicyチャンネルで月1~2回パーソナリティをさせてもらっていました。
私の過去放送は「#まなっぺ」で検索してもらうと、いろいろ出てきます。
途中、半年ほどのブランクを経て、
先月まででトータル2年半もの間voicyパーソナリティをさせていただきました。
これはめちゃくちゃありがたいことで、
皆さんご存じのとおり、voicyパーソナリティって、なりたくてもなれるものではない。
(倍率を調べてみたけど、最近の状況がよくわからず。まあ簡単になれるものでないのは確か。)
そんな中、コミュニティのおかげで機会がいただけた。これは本当に感謝。
で、今回卒業に至ったわけなのですが、
ここで、私にとってvoicyでの発信がどういうものだったかということをちょっと書いてみたいと思います。
どんな思い、どんなスタンスで配信しているのかはそれぞれのパーソナリティによると思うし、
「日常をそのまま切り取ったような配信が良い」とどこかで聞いた気がするので、
基本的にはあまり気負わなくていいものなんだとは思うけれど、
私の場合、担当が月1~2回だけだし、
私が担当させてもらっていた木曜朝の「カラダアップデート」のコーナーは、「母親アップデートラジオ」の中ではやや専門的な枠かなと勝手に認識していたので、
「せっかくvoicyで話すなら、ある程度ちゃんとした内容を発信しなきゃなあ」という思いがどこかにあった。
誰に言われたわけでもないけど、勝手にそう思っていました。
今思うと、気負い過ぎていたのかもしれませんが。
なので、毎回1回の配信のためにかなり時間をかけて原稿を作っていました。
ある程度専門的な内容となると、間違ったことを言ってはいけないし、
大事なことをよりわかりやすく届けたいと思うと、何も無しで話す力量は今の私にはまだまだ無いのでね。
そして、それをさも読んでいない風に、何も見ずにペラペラしゃべってますよー、という雰囲気で読む(笑)
そうなると、1回にかける労力がそれなりに大きくて、
収録が終わったらドッと疲れてしまったり。
あと、月に1~2回なのでそれなりにネタはあるはずなのに、「今回はこれ!」というテーマがうまく思い浮かばずに、
あーでもないこーでもないと時間をかけて悩んだわりに「たいした内容を話せなかったなあ」と凹むこともあったり。
そんなこんなで、今となってはもっと気楽に構えてても良かったのかなあとは思いますが、いろいろ考えた末に今回卒業しました。
そのあたりの詳しいことは卒業回で話したので良ければどうぞ。
で、卒業した代わりと言ってはなんですが、
前から気まぐれに配信していたスタンドエフエムを再開してみました。
これは本当に気まぐれなので、いつまたぱったりと配信が止まるかわかりませんが、
今のところ数日に1回、10分くらいのペースで配信できています。
話す内容としては、主に「包括的性教育について」という点はvoicyとも一緒なんだけど、
でも、「正しい情報を発信しよう!」というよりは、
「日々こんな思いでこんな活動をしています!」ということを知ってもらえたらと思っているので、
原稿も書かずに、配信頻度も特に決めずに、
思い立った時にその時思ったままを話しています。
なので、その時の本当にフレッシュな思いが表れていると思う。
voicyはあくまでHUCのチャンネルだったので、
日々NPO法人として性教育の活動をしながらも、あまり自分達の活動の宣伝になってもいけないなと思っていて、
そこから感じることをなるべく一般化して伝えようとあれこれ考えていた。
でも今のスタエフは、「NPO法人HIKIDASHI代表としての私」として話しているので、
あまり気を遣わずに話せる。
昨日こんな活動をして、そこからどんなことを感じたか、とか、
こんなことをする時にはこういう思いで活動しています、とか。
そうすることで、今、私達を応援してくれている人にも活動の様子をオープンにお伝えできるし、
まだ私達のことをあまり知らない人も、ひょっとしてこれを聴くことで「こういう思いを持っている団体なら応援してみようかな」と思ってもらえることもあるかもしれないし。
文字や写真だけのSNSから受け取る印象と、音声から感じるものはまた違っていることもあると思うので、
音声から、NPO法人HIKIDASHIを、性教育を、そして私という一人の人間のことを、
もっと身近に感じてくれる人が一人でも増えるといいな。
そんなことを思いながら、日々思い立った時に収録をして結構リアルな思いを乗せています。
まだスタエフにあまりなじみがない方も、
そして私達NPO法人HIKIDASHIをあまりよく知らない人も、
良ければぜひ聴いてみてもらえると嬉しいです。