
オススメ性教育絵本まとめ「命の誕生について」
これまでの記事はこちらにまとめています。
家庭での性教育をするにあたり、やはり皆さんが難しいと感じるのはここなのではないでしょうか。
「赤ちゃんはどうやってお母さんのお腹にくるの?」
「お腹の中でどうやって大きくなるの?」
「どうやって生まれてくるの?」
知りたいことは微妙に違うかもしれませんが、いずれにしても、子ども達が命の誕生について、自分のルーツについて、知りたいと思うことは自然なことです。
そして、子ども達には知る権利があります。
それに、自然な疑問を持って聞いてくれた時に説明すると、科学として、生物の仕組みとして、時には本当に目をキラキラさせながら理解してくれます。
ぜひそんな時に説明してみませんか?
ご自身の言葉だけで伝えるのはハードルが高いかもしれませんが、絵本があると伝えやすいのではないかと思います。また、子ども達も、視覚的な情報がある方が理解しやすいことも多いです。
ここで紹介する絵本が皆さんの心強い味方になってくれることを願っています。
こちらのリンクからご購入いただくと、Amazonのアソシエイトとして、NPO法人HIKIDASHIは適格販売により収入を得ることができます。ぜひご利用ください。
☆あっ!そうなんだ!性と生
我が家が最初に購入した絵本がこちら。末娘を妊娠中、長男に「お母さんのおなかにあかちゃんはどうやってきたの?」と聞かれた時にこの絵本のイラストを見せながら説明しました。
それ以外にも、「おとなのからだになるってどういうこと?」「いのちはどこにあるの?」「人を好きなるって?」など、子どもからのよくある質問に見開き1ページで説明されています。お子さんから何か質問されても慌てることなく活用できると思いますよ!
巻末の大人向けの解説ページも充実しています。
☆ぼくのはなし
「ぼくはどこから生まれたの?」という子どもたちの問いにわかりやすくこたえた、幼児むけの性教育の絵本。短い文章とシンプルな絵で書かれています。
性交についても、クレヨンで描かれた線のような図で表現されているので、大人の方も抵抗が少ないかもしれません。
おじいちゃんやおばあちゃんにかわいがられて育ったこと、おかあさんのお腹の中からうまれてきたこと、おとうさん、おかあさんが愛し合ってうまれてきたなど、出産・性交や、受精卵など、科学的な知識だけでなく、祖父母や両親からかけがえのない命を受け継いだ、たったひとりだけの大切な存在であることを伝えられる素敵な絵本です。
☆わたしのはなし
プライベートゾーンや自分の体と心を守ることの大切さを描いた姉妹本『わたしのはなし』とセットでぜひご活用ください。
☆げっけいのはなし いのちのはなし
はい、皆さんよくご存じ、私の作った絵本です。もうこれは唯一無二な絵本である自信があって、月経や命の始まりについて可愛いイラストとともに一つのストーリーとして子ども達にもわかりやすい内容になっています。
性交についても、交尾とリンクさせながらストーリーの中の自然な流れで説明しているので、子ども達にとっても理解しやすいようです。ぜひ読んでみてください。
なお、こちらの絵本はNPO法人HIKIDASHIのサイトから購入していただけるととても嬉しいです。(別途送料210円がかかります)
Amazonでももちろん買えます!
そして、この絵本を更に効果的に活用していただける副読本のような書籍もあります。合わせてぜひ!(こちらも良ければ法人サイトからご購入ください。)
☆交尾
人間以外の様々な動物の交尾の写真と説明が載っています。交尾について理解し、性交についての偏った情報が入る前にまず「生殖の意味での性交」を科学的に理解しておくことはとても大切な過程だと思っています。
☆赤ちゃんがうまれる
精子と卵子が受精をしてから胎内でどうやって大きくなっていくのか、そして出産に至るまで、リアルな写真と共に説明されています。(性交については触れられていません。)
☆ようこそ!あかちゃん
性交や受精のこと、不妊治療のこと、代理出産や養子のこと、妊娠の経過や出産方法のことなど、本当に幅広く網羅されています。外国で作られた絵本なので、代理出産など日本では認められていないものもありますが、世界中のいろいろな家族のはじまりのお話が描かれています。また、イラストも肌の色や髪型等、見た目も多様に描かれていることは、子ども達にも、そして私達大人にも新たな視点を与えるのではないでしょうか。
☆とつきとおか
NPO法人HIKIDASHI性教育講師のまこちから教えてもらった絵本。
受精卵から、胎内でどのように大きくなっていくのか、その時期その時期でどんな特徴があるのか。生まれてくるまでにどんな経過を辿って誕生するのかがとてもイメージしやすい絵本です。(性交については触れられていません。)
まこちによると、イベント等で手に取って熱心に見ているお子さんが多いとのこと。私もこれから活用していこうと思っています。
参考になるものがあれば嬉しいです!