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オススメ性教育本まとめ「まずはこれを揃えよう」

これから何回かに分けて性教育関連のオススメの書籍をまとめていきたいと思います。

たくさんある性教育関連の本の中で、私が実際に繰り返し読んだり、子ども達が気に入っているものを、用途別でご紹介していきます。

今回は「まず最初にどれを選べばいい?」というあなたにオススメなものを揃えました。

ぜひ参考になれば嬉しいです!

こちらのリンクからご購入いただくと、Amazonのアソシエイトとして、NPO法人HIKIDASHIは適格販売により収入を得ることができます。ぜひご利用ください。




☆「おうち性教育はじめます」


ご家庭での性教育を始めたい人はまずこちら必読!!
自分達も親から性教育を受けてこなかった私達、いったい何からどうやって伝えたら良いのか、そもそも本当に家庭で性教育した方が良いのか、さっぱりわからない方も多いと思います。そんな方々のために、とてもわかりやすいマンガで書かれています。著者は性教育界のレジェンド、村瀬幸浩先生!パートナーさんや祖父母と性教育の方針を共有したい時にもぜひぜひオススメな1冊です!


思春期編もあります。でもお子さんがすでに思春期になっているとしても、ぜひまず白い方から読むことをオススメします。


☆「だいじだいじどーこだ」


みんなの体は全部だいじ。でもその中で特別だいじなのは?
こころやからだは自分のもの。いやなときはいやだと言っていい。
お子さんが小さい頃から大切に伝え続けたいことが詰まっている、まず最初の1冊に最適な絵本です。私も幼稚園・保育園や小学校低学年向けにフル活用しています。


☆「あっ!そうなんだ!性と生」


我が家が最初に購入した絵本がこちら。末娘を妊娠中、長男に「お母さんのおなかにあかちゃんはどうやってきたの?」と聞かれた時にこの絵本のイラストを見せながら説明しました。
「おとなのからだになるってどういうこと?」「いのちはどこにあるの?」「人を好きなるって?」など、子どもからのよくある質問に見開き1ページで説明されています。お子さんから何か質問されても慌てることなく活用できると思いますよ!
巻末の大人向けの解説ページも充実しています。


☆「いいタッチわるいタッチ」


性被害を防ぐ、あるいは早期に気づくために、プライベートゾーンについて伝えることはとても大切です。でもそれ以前に、いいタッチとわるいタッチについて考えること、そしてわるいタッチをされた時には、プライベートゾーンに関わらず「イヤだ!」と言っていいこと。それがとても大切です。もちろんそこからプライベートゾーンについても触れられているとても良い1冊。我が家の1軍です。


☆おちんちんのえほん


女の子と男の子はどこが違う?から始まり、プライベートゾーンのこと、命のはじまりのことなど、幅広く網羅された1冊です。性交についての描写がマイルドになっているので、直接的な表現が苦手な人にもおすすめです。(私としてはそこが惜しい!と思っていますが)
「おちんちん」に興味を持ち始める時期に、性教育の導入の1冊としてぜひ。


☆「げっけいのはなし いのちのはなし」


はい、皆さんよくご存じ、私の作った絵本です。もうこれは唯一無二な絵本である自信があって、月経や命の始まりについて可愛いイラストとともに一つのストーリーとして子ども達にもわかりやすい内容になっています。

そして「月経は命をつなぐ大切なもの」というメッセージと共に、「でも月経があるからといって将来必ず赤ちゃんを産まなければいけないということもない」「仕事も結婚も子どもを育てるかどうかも自由に決める権利がある」多様な生き方があることを書いています。

「性と生殖に関する健康/権利」=「リプロダクティブヘルス/ライツ(SRHR)」がきちんと守られる社会でありますように。

なお、こちらの絵本はNPO法人HIKIDASHIのサイトから購入していただけるととても嬉しいです。(別途送料210円がかかります)

Amazonでももちろん買えます!


そして、この絵本を更に効果的に活用していただける副読本のような書籍もあります。合わせてぜひ!(こちらも良ければ法人サイトからご購入ください。)


☆「こちょこちょモンキー」


こちらもめちゃくちゃオススメ!「だいじだいじどーこだ」と共にあらゆる園などでフル活用しています。
こちょこちょが得意なおさるさん。当然みんなも喜ぶだろうと思ってこちょこちょしまくるのですが、あれ?喜んでない・・・?なんで、まさか、そんなわけないよね?
「自分が嬉しい、楽しいと思うことでも、相手がそう思うとは限らない」「じゃあどうすればいいか」「事前に聞くことが大事だよね!」
同意と境界線について、ポップな動物のイラストとともに楽しく学べる良作です。


☆「とにかくさけんでにげるんだ」


子ども達の周りに潜む危険には本当に様々なパターンがあって、単に「知らない人について行ってはダメ」では防ぎきれないことが多々あります。そんな中で、より具体的なシチュエーションをもとに、もしそういうことが起きた時にはどうしたら良いかを一緒に考えられる絵本です。
ただ、お子さんとの相性が分かれる絵本でもあって、うちの三男は気に入って何度も読んで内容をよく覚えていますが、娘は少し怖い印象を受けたようであまり読みたがりませんでした。
でも、まずは大人がこの内容を知って、絵本を使わなくても、なるべく恐怖を与えない伝え方で、お子さんに合わせて伝えていくことが大切だと思います。



いかがだったでしょうか。

他にも「こういう時にはどんな本がいい?」などのリクエストがあればぜひコメントください。

お待ちしています!

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