J.D.ヴァンス著「ヒリビリー・エレジー アメリカの繁栄から取り残された白人たち 」
トランプさんから副大統領候補に選ばれたJ.D.ヴァンスさんですが、「
ヒルビリー・エレジー～アメリカの繁栄から取り残された白人たち～」という著書があり、Netflixで映画化もされています。
「ヒリビリー」とは田舎者と訳されていますが、本を読んで、貧乏人という意味も含まれていると感じました。
ヴァンスさんはヒリビリー＝アメリカの繁栄から取り残された白人の町で生まれましたが、努力してその環境から脱し、成功を掴むことができました。
ヴァンスさんはヒリビリーの人達を非常に愛していますが、貧乏な状況にいるのは個人にも問題があるという見方もしています。
ヒリビリー・エレジーは自伝ではありますが、登場人物が非常にエネルギッシュで、小説のように読めます。そして、アメリカの格差の問題と、どんな人がトランプを支持しているか理解が深まる、今読むべき本だと思いました。
参考
トランプ支持者が多いとされる、ラストベルトの人達をインタビューした本。肯定・否定どちらの意見も乗っている、良い本だと思いました。
