フォーリン・アフェアーズ 8月速報「ワグネルの反乱とロシアの権力構造」
フォーリン・アフェアーズWeb版に8月分の論文が1本早くも公開されました。(米時間6/24公開)
『ワグネルの反乱とロシアの権力構造』
トーマス・グラハム 米外交問題評議会 特別フェロー(ロシア、ユーラシア担当)
短い記事で、要約すると「プリゴジンの反乱でロシアは浮足立っている」ような主張です。私は西側の認知戦だと理解しました。速報として公開した事にも意味があるでしょう。
なお本論文の内容から外れますが、プリゴジンが「プーチンに反乱している」論と、「プーチンの思い通りである」論の2つがありますが、事実として確認できることは2つだと思います。
・プーチンはプリゴジンを名指しで避難していない。(ただし、ショイグの事も避難していない)
・ワグネルはキエフに近づいた。
現時点で断定している記事は、意図は何かを注意して読むのが良いと思います。