東京の休日 #71 〜『コンスタブル展』ロンドンから来日した”風景”を愛でた午後のひと時〜
東京の春の風景といえば
桜の咲き乱れるそれですが
ロンドンの自然にあふれた景色も
とても爽やかで美しいのです。
それを堪能できる展覧会が
丸の内にある三菱一号館美術館で
現在開催されています。
テート美術館所蔵 コンスタブル展
2021年2月20日(土)~5月30日(日)
こちらの美術展の
主人公となっているのは
ジョン・コンスタブル。
端正な顔立ちの持ち主の
イギリス人画家です。
恥ずかしながら、今回初めて
彼のことを知ったのですが
J.M.W.ターナーと同時期に活躍していた
画家なのだそうです。
(上がターナー、下がコンスタブルの作品です。)
見どころはなんといっても
この風景の「みずみずしさ」でしょうか。
どれも水の躍動感、葉の香り、
大地の湿度が伝わってくるような
作品なのです。
ポスターにもなっているこちらの絵画が
大きくわかりやすいのですが
紐を伝わる水、茂る草、道の土が
ほんとうにふれられそうなのです。
作品の前に囲いのない
三菱一号館美術館。
絵画を間近で観られる
アート好きにはたまらない
ミュージアムです。
どの作品もじっくりと
鑑賞することができました。
最後に飾られている
ジョン・コンスタブル
《 虹が立つハムテッド・ヒース》
夢と現実がキャンバスで
混じり合っているような
とても惹きつけられる作品でした。
併設する『Café 1894 』では
デザートとしてこの作品を
味わうことができるそうです。
35年ぶりに日本で開催されることとなった
コンスタブルの展覧会。
(↑展覧会パンフレット。)
ロンドンにあるテート美術館から
40点もの作品が来日している
とても貴重なものでした。
穏やかなイギリスの風景に癒される
午後のひと時となりました。
また、旅がテーマの
丸の内でよく訪れるカフェ
『ROUTE CAFE AND THINGS』
(ルート カフェ アンド シングス)では
展覧会に合わせタイアップの
『英国フェア』が開催されています。
素敵な書籍とも出逢える
こちらのカフェラウンジは
丸ビル4階にあります。
窓際の席からは
東京駅が綺麗にみえるのです。
ということで、今回は
テート美術館所蔵 コンスタブル展
をご紹介しました。
3月30日(火)夜8時〜
BS日テレ『ぶらぶら美術・博物館』でも
特集されるそうです。
英国が誇る風景画の巨匠「コンスタブル展」
~印象派の先駆け!好敵手・ターナーと共演~
皆さまもどうぞ素敵な
芸術の春をお過ごしくださいませ。
テート美術館所蔵 コンスタブル展
会場:三菱一号館美術館
東京都千代田区丸の内2-6-2
会期:2021年2月20日(土)~5月30日(日)
開館時間:10:00~18:00
※入館は閉館の30分前まで
休館日:月曜日
※但し、祝日・振替休日の場合、
会期最終週と2月22日、3月29日、4月26日は開館
https://mimt.jp/constable/
(詳細や最新の情報につきましては、公式サイトをご覧ください。)
ROUTE CAFE AND THINGS
(ルート カフェ アンド シングス)
住所:東京都千代田区丸の内2-4-1 丸ビル4F
営業時間:11:00~21:00 日祝11:00~20:00
定休日:無休(但し、1/1及び法定点検日は除く)
https://routecafe-things.com
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