東京の休日 #27 〜マリー・アントワネットやシシィも来日!?の『ハプスブルク展』〜
日本・オーストリア友好150周年記念
『ハプスブルク展 600年にわたる帝国コレクションの歴史』
へ行ってきました。
国立西洋美術館(東京・上野)で
開催されています。
このマルガリータ王女の
肖像画が印象的なポスター。
彼女を含めた
ハプスブルク家の人物(エリゼベト、マリー・アントワネット、マリア・テレジアなど)の肖像画、
そしてハプスブルク家の豪華なコレクションを
見ることのできる展覧会です。
始まりは、
マクシミリアン1世(1459ー1519)。
中世最後の騎士と言われるほど
武芸に秀でていたそう。
続いて、美術品の収集に長けていた
ルドルフ2世(1552ー1612)。
時代を経て、
あのマルガリータ・テレサ王女(1651ー1673)。
スペイン国王の娘に生まれながら
幼い頃から、ハプスブルク家に嫁ぐことが決まっていたそうで
この肖像画は、未来の旦那さま(レオポルト1世)に
成長の過程を知らせるため
スペインからウィーンへ送られたものだそう。
続いて、マリア・テレジア(1717ー1780)。
マリー・アントワネットの母として日本でも有名ですが、
彼女を含め16人の子どもを持ちながら
神聖ローマ帝国を統治していたというからすごいです。
(実際に皇帝に即位していたのは旦那さまのフランツ1世ですが、
表舞台に立っていたのは彼女のよう。)
”女帝”と呼ばれるのも納得です。
フランスへと嫁いだ娘の
マリー・アントワネット(1755ー1793)。
そして、最後の皇帝
フランツ・ヨーゼフ1世(1830ー1916)。
その妻のエリゼベト公妃(1837ー1898)。
肖像画の全てに迫力がありました。
当時の珠玉の衣装を身につけているそれぞれの姿は圧巻です。
600年の間に収集された
絵画、工芸品、タピストリー、武具なども一見の価値ありです。
豪華絢爛という言葉がぴったり。
その中でもこのシャーベット入れに見惚れてしまいました。
こんなにも美しい美術品が日本へ来たのは
やはり友好150周年だからでしょうか。
そして、今日からオーストリアへ行ってきます!
ハプスブルク家のコレクションの続きを見るのが
とっても楽しみです。
Instagram(インスタ)を更新するので
ぜひご覧くださいませ。
https://www.instagram.com/ma_zzz/
ウィーンについての記事は帰国後に書き始めます。
(つづく。)