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今日のYOGA。「処暑:優しい初秋/身体のメンテナンス/夜風の気持ちいい9月の始まり」
昨年の11月からお休みしていた
「YOGA日記」を再開いたします。
出逢ってから8年目のヨガ。
日々続ける中で得た
気づきをつらつらと綴る日記です。
今回からは
二十四節気、七十二候にのせて
お届けしてまいります。
✴︎
処暑・しょしょ
【天地始粛・てんちはじめてさむし】
「8月28日~9月1日頃」
<8月28日>
朝からバタバタと
やるべきことに手をつけ
ほっとマットについた夕方。
ヨガの時間は格別だなと
しみじみ思う。
お風呂に浸かったり、
美味しいものを口にしたりすることにも
安らぎを与えてもらうことは
多いけれど
ヨガに取り組む中では
心身ともにもっと奥深いところで
安らぎや癒しを感じる。
この夕暮れのひと時のおかげで
優しい初秋の夜を迎えられた気がした。
<8月29日>
ぽっかり空いた午前中。
ヨガのために全部使ってしまおう
と意気込んで
ポーズをとり始める。
けっきょく1時間45分も
マットの上にいた。
それほど時間を要したのは
ポーズとポーズの間、
その余韻にたくさん浸ったから。
心が穏やかな方へと
導かれていく。
そういえば以前ヨガの先生に、
筋力を動かした直後の休んでいる間に
よいホルモンが身体をめぐることを
教えてもらった。
身体もよい状態に
導けていたらいいなと思う。
<8月30日>
出かける前に短くヨガを。
前日から持ち越した緊張と
眠っている間に固まった身体を
ほぐしていく。
その中で、
たった一日で身体が
こんなにも理想的な柔軟なそれから
かけ離れた状態になっていることに
驚かされる。
昨日のヨガを終えた時には
心が軽くなるほど
いい状態になっていたのだ。
だからこそ
身体のメンテナンスは
地道にこつこつ続けていかないと
いけないのだろうなと思わされる。
<8月31日>
8月最後の日。
あっという間のひと月だったなぁと
振り返る。
夏バテで活動量が減ったから
なんとなく「何もできなかった」
感じがするのかもしれない。
それでも猛暑が続いたことを思い出すと
活動量が減るのは当然かなとも思う。
とにもかくにも
こうして最後の日まで
ヨガができ、自分と向き合う時間を
つくることができたことに感謝したい。
<9月1日>
新しい月の始まり。
いつもは少々気合を入れて
のぞむのに
なんだかいつもの日のように
ぼんやりとヨガをしてしまった。
胃が重たいせいだ。
胃の不調が治りかけていたのに
きのう遅い時間にたくさん食べて
しまっていた。
身体が健康で
どこにも気になるところがないこと。
それが「新しい月が始まった」
といった小さいけれど大切なことを
感じられる余裕をくれていたのだなと
ふと気付かされる。
夜風の気持ちいい
9月の始まり。
弱いと常日頃感じている
胃を大切にしようとあらためて思う。