【観察日記】ゴミ編 ⑤
この会話のできない、気持ち悪いゴミをどう詰めればよいか。
食堂から教室へ向かう廊下で考える。
私の強い言葉に喜んでいたよね。
「ひん…」とか「♥」とか…喜んでいる証拠だよね。
喜ぶ言葉は使わないようにしよっか。
でも、まともな会話にすらならないもんね…。
じゃあ…
教室につき、友達の姿が見える。
教室の後ろのほうに私の席を確保してくれているようだ。
友達に手を振りながら近付き、お礼を言おうとしたところ、
「なんか機嫌悪い…?」
「あはは…わかっちゃう…?」
どうやら私のイライラは遠目からでも溢れていたようだ。
そっか…私、結構イライラしているのかな。
まったく話していないのに挙動だけで気付かれるって相当だよね…。
溜め過ぎはよくないよね…。
帰ったら…覚悟しててね。
帰宅。
一人の時間もあり、長い一日だった。
さて…どうしようかな。
「機嫌悪い…?」友達に言われた言葉を思い出す。
日常生活に支障が出てるんだけど。
イライラする…。
喜ぶような言葉は使わないようにしようかな…と思っていたけど…
イライラするんだから仕方ないよね。
だから…
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