救急車を発動させてしまった日②
①を書いてすぐに書こうと思っていたのに。
大分時間が空いてしまいました。
2014年、秋。
その日私は、舞台の稽古に向かっていました。
いつも朝ごはんは必ず食べるのに、この日はバタバタしてご飯を食べずに出発。
電車で移動中のこと。
ドア付近に立って読書をしていると、物語の中で苦手な表現が。(暴力的だったりグロテスクな表現)すぐに気持ち悪くなって読書を中断。急速に気持ち悪さが大きくなるのを感じたのでその場で座り込み、次の停車駅で降りようと決めました。電車がとまり、降りようと立ち上がった所で途切れた意識…
目が覚めると、電車の中で仰向けに。
どうやら立って意識が失くなった瞬間、背負っていたリュックの重みで後ろに倒れて1分程目を覚まさなかったとのこと。どうやって電車の外へ出たのかは記憶が定かではありませんが、2人の女性が付き添ってくれて駅のホームへ。
1人は私をホームへと連れ出して下さった後に電車の中へと戻りました。そしてなんと、残ってくれた1人は看護師さん…!!駆けつけた救急隊員の方に的確に状況を説明してくれていました。ちなみにその時の私は話す事もままならず、ぼんやりとした意識の中で話を聞いていました。女性に御礼を言えないまま救急車へ。
女性の話によると、倒れた時に頭をなかなか強く打っていたらしく病院に運ばれてからはMRI検査。丸1日心拍数を測る機械を装着したまま稽古へと向かいました。
検査の結果、少し鼻が詰まってる以外(←)問題無し!!今回は血圧が急激に下がった事により、意識を失ったとのこと…(いわゆる失神ってやつですね。)今後も似たような事があるかもしれないけど、その時は周りの人に「10分程横になっていれば治ります」と伝えてね、とお医者さんから言われました。
今まで何度か倒れた経験から、何となく自分の倒れる要素を把握した私です。
あの時の看護師さん、本当にありがとうございました!!と、直接お礼を言いたかった…しばらく同じ線に乗るときには周りをキョロキョロしてその方を探しました。
あの日から私は、朝ごはんを食べないと倒れちゃう!と思い込んでしっかり朝ごはんを食べてました。