【夢小説】3人の娘たちとカラオケに行ってきた
12月某日。
街はクリスマスムード一色だ。
琴音がカラオケの優待券を貰ってきたので、3人の娘たちとカラオケに行くことにした。
( M:MANA(中の人)、み:瑞希、こ:琴音、わ:若菜 )
M:カラオケ、久々やな
み:いぇーい!カラオケだぁ
こ:ご主人様はお歌は得意なの?
M:わたし?音痴だよ
み:十八番は?
M:いつも行ったら「HOTLIMIT (T.M.Revolution)」を歌ってるな。最近はMrs. GREEN APPLEも歌う。なお点数()
わ:え〜意外かも
M:君たちはどうなんだい?
こ:瑞希は結構上手いかも。若菜は……。
わ:え〜、下手だって言いたいの?
こ:別に下手ではないよ、声がさ可愛いじゃん。だからお歌によっては歌いづらいんだろうなと感じる。
わ:うーん……
み:琴音も見た目に反して可愛い声だすよね。
こ:えっ(赤面)。余計なこと言わないでよね!
学生たちは冬休み。やはり店内は高校生らで賑わっていた。
店員:いらっしゃいませ。何名様ですか?
M:4人です。大学生1人、高校生2人、中学生1人で。
店員:機種のご希望はございますか?
M:うーん……
み:JOYSOUNDで!
M:(うわ、圧強っ)
店員:かしこまりました。2階のお部屋は206をお使いください
やはり制服姿の高校生や部活終わりの中学生たちでで店はごった返していた。
通された部屋はごく普通のカラオケルーム。
外が寒かったので暖かいコンソメスープをドリンクバーからとって部屋に入った。
み:とりあえず採点は入れるでしょ、私からでいい?
わ:えー、ずるいっ!
M:じゃあそこは間を取って私が……
み・わ:それはないっ!
こ:じゃんけんで決めなさい。ほら最初はグー
み・わ:じゃんけんポイっ!
わ:勝ったからあたしから歌うね。
(おジャ魔女カーニバル)
M:(世代じゃないのによく知ってるなぁ……にしても声がかわいい……)
わ:何点かなぁ…?やったー、92点だ!
み:なかなかやるなっ…
こ:最初にしてはやるわね
み:次はわたしの番
(マリーゴールド(あいみょん))
M:(もう7年も前の曲か、時の流れは早いなぁ)
み:あ〜音外しちゃった。85点ね。
こ:あら、調子悪いみたいね。私の出番ってことかしら。
(夜に駆ける(YOASOBI))
M:(こういう歌を歌ってるんだな、なんか新鮮)
こ:90点、まぁこんなものね
み:やっぱり上手い
わ:ことお姉ちゃんかっこいい〜
こ:はい、ご主人様マイクよ
M:え、私歌うの?この流れで音痴ってのは流石に雰囲気壊すやろうから……
み:何言ってんのよ、ほら
(HOTLIMIT)
こ:なかなか刺激的な曲ね
わ:ご主人様、意外……
み:かっこいい〜
M:87点……私にしては高い方
あっという間に時間は過ぎていった
み:楽しかったね、今日は!
わ:うん!また行きたいなぁ
こ:ご主人様の意外な一面が見られて面白かったわ
M:カラオケも悪くはないな、相変わらずの音痴だけど
さっ、夕飯にイタリアンでも食べて帰りますか
寒空の下、楽しげな4人の姿が夜の街に煌めいていた。
ヘッダー画像:碧海野 翠さま