spoonLIVE:認知の歪み
spoonLIVE、こころのお守り。6月末で毎週月曜日の配信を最終回とさせていただく事になりました。新型コロナウイルスが落ち着き、以降新しい展開を考えているので今後もランダム配信として展開していきたいと考えています。よろしくお願いいたします( *´艸`)
さて、今回は「認知の歪み」についてお話していきたいと思います。
認知の歪みというのは、なかなか厄介なもので、自分では気づけないんです。また、ネガティブな歪みは抑うつの素になると考えられているので、この認知の歪みなるものを、素直に認知する事が出来れば抑うつも起こりにくくなると考えられますね。
認知とは?
さて、まず「認知」ってどんなイメージがありますか?私は、「認知」と言えば「認知症」でした。
認知とは理解・判断・論理などの知的機能を指し、精神医学的には知能に類似した意味であり、心理学では知覚を中心とした概念です。心理学的には知覚・判断・想像・推論・決定・記憶・言語理解といったさまざまな要素が含まれますが、これらを包括して認知と呼ばれるようになりました。
しかし一般的には認知機能は主に認知症における障害の程度を表す場合に用いられることが多いようです。認知症では物忘れにみられるような記憶の障害のほか、判断・計算・理解・学習・思考・言語などを含む脳の高次の機能に障害がみられますが、その障害がみられる脳の機能として認知機能と表現されます。(厚生労働省)
ベックの認知ゆがみ理論
1967年に発表されたベックの認知ゆがみ理論は、それまでの抑うつ観を一変させたと言われています。今までは抑うつは感情の障害であり、二次的なものと考えられてきました。その為、感情をコントロールしようとすることが、抑うつの改善になると考えられてきていました。
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