英語を話せる近道はあるか
多くの英語学習者が悩むことは「文法なんかすっ飛ばしてとにかく早く英語が喋れるようになりたい」ではないでしょうか?
私なりの回答は「まず文法を学ばずして英語を喋れるようにはなりません」です。
文法というのはすべての言語の「骨組み」であり、骨組みなく建物は建たないですよね。言葉の基本ルールですのでこれをしっかり学ばないと
中々英語全体での上達は見込めないですね。では、英語を話せるようになる最短の近道ってあるのでしょうかね?
私なりに考え、経験してきたコツというものは確かにあるので、皆さんと共有させてください。
徹底的に文法を学習する
英文法の学習が好きな人ってあまりいない、というかほとんどの人が嫌いですよね。
それは仕方ないでしょうね。とっつきにくい印象かもしれないですね。でも、英語の文法構造ってとても理路整然で簡単なんです。
あえて言えば、パズルのようなものなんです。
簡単に言えばA+Bなんですね。Aというブロックの中に主語+動詞+目的語があって、Bの中にも同様に主語+動詞+目的語がある。
そのAとBを関係代名詞でつないだもの・・・・それが文章です。あくまでも簡略な説明ですがね。
例題で考えてみましょう。
This is the restaurant that I always eat pizzaという文章には、This is the restaurant という文章(Aブロック)と、I always eat pizza in this restaurant(Bブロック) という2つの文章がつながっています。上記でいうA+Bの典型的な構造ですね。
上記のAはThisが主語でis が動詞、restaurantが目的語になります。Bは、I が主語で、eat が動詞、pizzaが目的語になります。
このように、AにもBにも主語、動詞、目的語が含まれているブロックをthat というちょうつがいでつなげているのが文法の基本的なところなんですね。
このように文法をとらえると簡単に理解できますよ。その他にもたーっくさん文法はありますが、皆すべては法則性があるのでそれさえ分かったら「な~んだ」というのが文法ワールドなんです。
徹底的なアウトプットをしよう
もうひとつ、英語を話すようになる近道は、「徹底的なアウトプット」に限りますね!私の経験で言えば、やはり「歌を歌う」ことがすっごく英語の実際のアウトプットに役立ちますね。私は中学生の頃からビートルズにあこがれ、ビートルズを聴きまくっていたし、ビリージョエルやエルトンジョンなど、当時流行った洋楽を聴きまくって発音を磨いていました。ポールマッカートニーに「なりきって」いましたね。これが自分の発音を磨いてくれました。それと「独り言」ですね。ふっと「これって英語でなんて言うんだろう」といつも疑問に思ったり、ふと英語が浮かんできたときいつも独り言を言っています。そうすると頭に定着するんですね。駅で見た看板や通りで見た看板の訳をみて思わず笑ってしまう訳なんかもありますから、それらを見て優越感に浸るのも面白いですよね。
でも、やはり読んだ英語を徹底的になぞるように音読する!これが一番英語を覚える近道です。それから自分で英作文した文章を覚えて何度も繰り返して唱える!これが最高に英語を喋れるようになる近道です。短い文章でいいので自分で作り、それを完全に早口で喋れるように練習してみましょう。
鏡で見た自分は外国人のように英語をしゃべっている・・・そんな自分を実現してみましょう。そうしたら他の文章だって同じですよ。
簡単な単語には大きなヒントがある
英語というのは実にシンプルで、大事なのは「言いたいことを簡潔に言うには主語+動詞+目的語」これが大原則です。言いたいことを言うことにおいて
鍵を握るのは「動詞」と動詞の使い方なんです。日本人の方々は、実を言うと英語を知っている人が多いのですが使い方がわからない人が多いです。
形容詞や名詞を知っていることは多いのですが、それらに命を与えて文章にさせる鍵を握るのは動詞なんですね。Have/Go/Turn/Carry/Make/Take/Drive/・・・などの初歩的な単語には実は多様な意味があるのです。それらをうまく使いこなすだけでペラペラな自分を演出することは簡単なんです。私がレッスンで伝えているのはそのようなメッセージなんですね。
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