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今書ける精一杯を書く/父の生命力を信じて

きのう私の父が実家で倒れました。

(→現在68歳の私の父は、十数年前に重い脳梗塞を起こしたことによる右半身麻痺と失語症を抱えながら、実家で彼の母・私からすると祖母93歳と二人でがんばって暮らしていました。ヘルパーさんや実家近くに住む親族などに生活のフォローをしていただきながら。

そして私の母の方には統合失調症の持病があり、母は過去に三度の精神科への入退院歴があって、母の方は現在プロの方の見守り付きの老人ホームへと入居中です。

そしてそして両親の一人娘である私は、30代に入った頃から現在に至るまでの約10年間、彼らの通院や入退院の対応などの様々なフォローや、両親や実家の生活のフォローをする介護関係者の方々や実家近くに住む親族間の人間関係の調整、そして、とてもここには書ききれないような様々なことを一手に担いながら生きて来ました。)



いや〜……………

やっぱしちょっと慌てました。

父が体調不良で救急車で病院へ運ばれたのは、これまで一度や二度のことではなかったので、父の体調の急変の知らせには多少は慣れていたつもりだったのですが、流石に今回もまた血の気が引きました。

あ、いよいよかいな…………………😨

そう思って。


父は過去に脳梗塞を起こして以来、てんかんの発作を起こしてしまいやすい体質…………というか脳の状態になってしまったようで、これまでも何度かてんかんの発作を起こして来ていました。

今回もそのてんかんの発作が起きてトイレで倒れてしまったようです。

そして吐いてしまったり、現場はもう大変な状況で。私も慌てて実家へと駆けつけた後、父がかかりつけの総合病院へと運ばれた後に実家の大掃除をしました。

※※てんかんとは→→

脳が一時的に過剰に興奮することによって、意識を失ったりけいれんが生じたりする“てんかん発作”を繰り返し引き起こす病気です。


ええっと………………

今回経験したことで文章に残しておきたいなあと感じたことは沢山あったのですが、ちょっと今はまだ冷静にまとめられる自信がありません。

現在入院中の父の方は、今熱が出ていて肺の方に白い影があると。肺炎からくる発熱の可能性もあるそうです。(嘔吐物が誤って肺の方に入ってしまい肺炎になってしまっているのかも、と)

そして意識はうつらうつらの状態で、たまに痙攣が起きてしまっていて。

そして、今回のことで自分の中でのいちばんの気付きというのか、「あ、私の本心ってやっぱそう思ってたんだなあ……………」と感じたのは、やっぱり父が障害を抱えたり不自由を抱えたり色々とあったのだとしても、私は、

とにもかくにも父には生きていてもらいたいと思っている

んだなあということです。

その生き様を背中で見せてくれよ父!!



だって私の中の父のイメージは子供の頃に私が抱いていた父のイメージのまま。

仕事が出来て、いつだって颯爽と会社へ気丈に出掛けて行って、そして私のことを大切そうに愛おしそうな眼差しで見つめてくれていた父なんですね。

あ、だめだ。泣くわ。

だから絶対父は今回も生き延びてくれる、私はそう信じています。


で、

今日は入院の手続きをしてきましたが、入院する時って、い〜ろいろな書類の記入をするんですね。
入院する際にするレンタル品の申込み書だったり、様々な同意書だったり。

でもそれらの中で父の唯一の子供である私が署名をするのにいちばんズシリと重い責任を感じてしまったのが、

「人生の最終段階における医療要望書」

の記入でした。

これは、患者さんの命がもう危ない💦となった時に、心臓マッサージだとか胃瘻(いろう)だとか、延命措置的なことをして、何もせずにそのままにしておけば消え行くであろう命を人工的な力で長らえさせますか?の判断を、

「希望しますor希望しません」

で問われるものなのですが。

う〜ん………………

ちょっとこの書類の記入にはほんと肩に力が入りました流石に。

万が一の事態になったとき、父本人ならどう言うかな?って想像しながら記入しました。

その書類の記入をする際に丁寧に説明をしてくださったシゴデキな看護師さんが延命治療についてをひとつひとつ説明してくださったんです。

例えば延命措置といえばで思い浮かぶ心臓マッサージなどは、まずもって心臓がもう止まっている、止まりかけているという人間に対して心臓マッサージをすると、かなりの確率で肋骨がバッキバキと折れます、と。

そして場合によってはその肋骨が臓器に刺さるなどをしてしまう場合もあるのです、などと、現場で日々戦っている看護師さんならではのお話も聴かせてくださいました。延命措置って苦しむんですよねきっとね。

だから私は、

あ〜……………

命の現場の最前線で日々こうして戦っていらっしゃる方々も世の中には沢山いて、このような方々がいらっしゃるからこそ命が保たれそして助かっている方々がいるんだなあ…………と感じたんです。


う〜ん。

今書ける精一杯がここまででした。

後は病院の方々にお任せするしかできないので、
祈ります。

最後まで読んでくださってありがとうございました。

メリークリスマス!!



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マナヒロ
記事を読んでいただきありがとうございます☺️これからも真摯に文章を書くことを追求して行きます。よろしくお願いいたします!