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【シンガポール2024.2】 #2 マーライオン、チャイナタウンにチキンライス…ザ・定番旅!の1日

シンガポールで迎える初めての朝!
この日は「これぞシンガポール観光」という定番スポットを巡る。

緊張の一瞬!宿のスタッフさんと英語で会話

2泊4日の旅で、同じ宿に2泊お世話になる。

スタッフのお兄さんに「明日のチェックアウトの後、荷物を預けられるか」と尋ねると、「yes」との回答。
私のカタコト英語も頷きながら聞いてくれてありがたい。

英会話力皆無なので、話しかける前にGoogle翻訳で調べると、「Can I leave my baggage after check out?」とのことだった。

「leave」って、こういうときに使える単語なのか!という気付きを得た。
英会話フレーズを勉強していると、「この単語、こういうところで使えるのか!!!」が多発する。

せめて旅行で困らない程度には話せるようになりたい…、とこの旅の間で何度思ったことか。

(ちなみに、シンガポールではほとんどコインロッカーを見なかったので、大きな荷物は宿に預けて観光に行くのがおすすめ)

想像より甘かったカヤトースト

歩いていれば何かしら店があるだろうと思い、朝食はノープラン。

少し歩くと「kaya」の文字が見える。
シンガポールで食べたかったものの1つ、カヤトーストの店を発見!

注文したのは、定番と思われるカヤトーストとコーヒーのセット。

Ya Kun Kaya Toastにて

シンガポールは2月でも暑い。
テラス席でいただくことにする。

カヤトーストのお味は…

おいしい!!!

甘党の私にはたまらない。
パンがサクサクで、ペロリといけてしまう。

だけど、コーヒーは普段はブラック派の私には甘すぎた。

おそらくメニューにはブラックコーヒーも載っていたと思うが、できるだけ「そこでしか味わえないもの」を味わいたかった私は、じっくり見ることもなく定番の味を選んでしまった。

カヤトーストが甘いので、コーヒーは苦い方が良かったかもしれないが、シンガポールの人々はどうやらものすごく甘党なんだろうという学びを得ることができたので良しとしよう。

歴史を学ぶ

腹ごしらえが済んだところで、「これぞシンガポール!」のスポット、マーライオン公園に向かう。

3キロほど離れていたが、せっかくなので街を散策しながら歩いて向かうことに。

途中、大きな塔を見つけた。
調べてみると、その場所は「戦争記念公園」で、塔は「日本占領時期死難人民記念碑」というらしい。
シンガポールが日本軍に占領されてから、10日間にわたり数万人の華人が虐殺されたのだそう。
恥ずかしながら、シンガポールに行くと決めるまで、シンガポールと日本の歴史を知らなかったし、学ぼうとしたこともなかった(シンガポールに限らず、日本史も世界史も受験勉強に必要な勉強しかしていない…)。
海外旅行するなら、もっともっと歴史を学んで、その国のことを知ってからにしたいなと思った。

戦争記念公園

いざ、マーライオン公園へ

公園から少し歩くと、大都会が見えてきた。

目的地のマーライオン公園に向かって歩くと、人だかりが見えてきた。
遠くからでも「絶対あれがマーライオンだ!」と分かるくらい、急に人口密度が高くなった。

突然の人だかり
定番の角度からの1枚


定番の、マーライオンから出ている水を自分の口に入っているように見える構図で写真を撮る。
手を伸ばしてインカメで撮影すると、思ったより上手く撮れた。
(他の観光客の方に頼もうか悩んだけど、恥ずかしくてやめた。)

公園内を散策すると、かわいらしいミニマーライオンも発見。

ミニマーライオンと後ろ姿のマーライオン

天天海南飯店でチキンライス

たくさん写真を撮って、次の目的地、チャイナタウンを目指す。
シンガポールに来る2週間前に長崎、1週間前に神戸の中華街に行ったので、なんと3週連続のチャイナタウン観光ということになる。

さすがに歩き疲れてきたので、バスに乗る。
VISAタッチで決済できるのでとても便利。
(シンガポール以外で発行したカードだと手数料がかかるらしいけど)

春節仕様の街


たくさん歩いて小腹が空いたので、チャイナタウンをじっくり観光する前に腹ごしらえ。
事前に調べていたホーカーズへ。

定番は抑えたいタイプなので、地球の歩き方でも「あまりにも有名」と紹介されていた「天天海南飯店」を覗いてみると…

大行列!!!

観光客で大賑わい。日本人も何人か並んでた


喉も乾いたことだし、何か飲みながら並びたいなあと思い、正面にあったお店でココナッツジュースを購入。

おいしいけど、重いココナッツジュース


行列に並びながら飲むために買ったけど、重すぎて無理だ!!!(当たり前)

とりあえず座って飲むことにして、店員さんから「中身は削って食べるとおいしいよ」と言われてスプーンを渡されたので試してみるも、たっぷり入ったジュースが跳ねてしまった。(当たり前)

ココナッツジュースはおいしかったのでよしとしよう!

結局、半分ほど飲んだところで行列に並ぶことにした。

20分ほど待って、ようやく順番が回ってきた。

天天海南飯店のチキンライスは評判通り絶品


チキンがぷるぷるジューシーでおいしい!!!
ライスもお出汁が効いている。

漬物のようなものはおそらくきゅうり。
きゅうりやスイカ、メロンなど瓜科の食べ物が苦手なのだが、この蒸し暑いシンガポールでは水分たっぷりなきゅうりはおいしく感じる。

ソースはなんだろう…、今までに食べたことのない味だった。
味というか、舌が痺れた。
なんだったんだろう。

チャイナタウンを散策

予想通りといえば予想通りだけど、めちゃくちゃ観光地化された観光地だった。
地元の人しか行かないディープな場所もあるのかもしれないけど。

かなり楽しみにしていたけど、さらっと通り過ぎてしまった。

唯一面白いと感じたのは、ドリアンが至る所で売られていたこと。

蒸し暑い中売られるドリアン


腐らないのかと少し心配だったので買わなかったけど、代わりにオレンジジュースをゲット!

最近日本にも上陸したらしい


お金を払った後に搾るので、とてもフレッシュ!
シンガポールで飲み食いしたものの中でおいしかったものランキングトップ3には入る!

そして、曇っていたとはいえ、気温30℃越えのシンガポール。
水分補給は超重要。

ということで、セブンイレブンで水を購入するも、めちゃくちゃ高くて驚き(正確には覚えていないけど、200〜300円したような気がする)。
帰国してから知ったけど、シンガポールの水はマレーシアから輸入しているとのことで、貴重なものらしい。
高いのも仕方ないか。

見慣れたロゴを見ると少し安心する


1人旅には寂しすぎたセントーサ島

チャイナタウン観光が想定よりあっさりと終わってしまったので、次は予定には入れてなかったけどセントーサ島を目指すことに。

メトロに乗る必要があるらしく、結局このタイミングでトラベルカードを購入。(VISAタッチも便利だけど、毎回手数料がかかることを考えると…)

カードは記念に持って帰りたいけど、
返却するとデポジットが返ってくる
(撮り忘れてたので夜撮影)


チャイナタウン駅の入口はたくさんあって、地下ではつながっていないので、かなり迷ってしまった。
思わぬところで体力ロスしてしまったけど、気を取り直してセントーサ島へ!

駅からの行き方として、タクシー、モノレール?、バスがあるらしい。
1番安く行けるバスを選ぶも、全然来ない。

バス停ではたくさんの人が待っていたので、間違ってはなさそうだ。
地球の歩き方を熟読していると、おじいさんに「from Japan?」と聞かれた。
「yes」と答えると、にっこりされた。
それ以上は何も言われなかったけど、どういう意図での質問だったんだろう。
笑顔だったので悪い意味ではないと信じている。

20分ほど待ったころ、ようやくバスがやってきた。
トラベルカードは使えないとのことだったので、現金を手渡した。

地下の駐車場のようなところで降りる。
人の流れに乗って建物の中へ入ると、大きく「CASINO」と書かれてある。

ド派手な入り口


せっかくここまで来たので記念に入ってみた。
スロットやポーカーを楽しんでいる人がちらほら。
少し賭けてみようかとも思ったけど、英語もルールも分からないので辞めておいた。

雰囲気も楽しかったし、綺麗なトイレ、無料のソフトドリンクもあってありがたい。

特にこれといった目的はなく訪れたセントーサ島。
山より海派なので、海でも眺めたいなぁと思って来たものの、リゾート地なだけあって、資金力がない一人旅ではなかなか寂しいものがあった。

ユニバーサル・スタジオ・シンガポールの入口。
テーマパークには10年くらい行ってない気がする


歩き疲れたので座って休憩していると、「アンケートに協力してほしい」と声をかけられた。
最初「survey」と言われたけど、日本人だと分かったのか「アンケート」と言い直された。

仕事柄こういったアンケートは断れないタチなので、引き受けることに。
英語分からんけどなぁと思いつつ渡されたiPadを見ると、最初の画面で言語を選べるようになっていた。

さすがシンガポール、ハイテクだ!

その後は日本語の質問に答えた。
カジノに行ったか、どんな観光地に行く予定か、といった内容だったと思う。

回答を終えると、お礼にとピンバッジをくれた。

マーライオン風のかわいいピンバッジ!


せっかくセントーサ島まで来たので、ビーチに行ってみることに。

ビーチまでの移動はモノレール。

モノレールで、「富士山」と漢字で書かれたTシャツを着ている方(日本人ではなさそう)を発見。
異国の地で日本語を見つけると嬉しくなる。

終点で降りると、ドリンクを売っている屋台などがあって楽しい雰囲気。

目的の海は、それなりにきれいだったけど、感動するような美しさではなかった。

セントーサ島は、ザ・リゾートだったので一人旅には不向きだったかもしれない。

セントーサ島のビーチ

驚きの、ビール1杯1500円…!

バスを乗り換え、次はガーデンズ・バイ・ザ・ベイ!
事前に調べて、楽しみにしていたものの1つ。

シンガポールではごく普通に2階建てのバスが走っていた。
これは乗るしかない。
もちろん乗るからには2階に乗るしかない。
高いところにいるとなぜか楽しくなってくる。

写真では分かりにくいけど、実際に乗ると高くて楽しい

目的地に近いバス停で降りる。
歩いていると、スコールに降られた。
太陽が出ているのに急にかなり強い雨が降って来て、異国に来ているのだと改めて実感した。

数分で止んだ。まさにスコール



まだまだショーまでには時間があったので、早めの晩ごはんをいただくことにする。
Googleマップで調べ、口コミが良かったサテー(日本でいう焼き鳥のようなもの)の店を目指す。

フードコートの中にあり、他にもおいしそうな店がたくさんあったので迷った。中にはメニューの中に「frog」と書かれているお店もあり、日本ではなかなか食べられないものにチャレンジするか迷ったが、初志貫徹ということで、調べたお店に行くことにした。

喉が渇いたので、先にビールを購入!
シンガポールといえば、タイガービール!
500mlで、なんと約1500円!!!

シンガポールは税金の関係でお酒はとても高いと調べてはいたけど、こんなに高いとは…!
大事に味わっていただこう。

そして、おつまみのサテー。
豚肉×10本の盛り合わせに、えびを追加。

ビールとサテー。最高!グラスもかっこいい


ビールは日本のビールよりかなり薄いけど、この蒸し暑いシンガポールの気候にはぴったり。
サテーは甘辛さが絶妙でパクパク食べてしまった。

楽しみにしていたショーを見逃す

ショーが行われるであろう場所には、それなりに人が集まっていた。
事前に調べたところによると、ショーは19:45からとのこと。
少し時間があったので、旅日記を書きながら待つ。

予定の時間を過ぎても始まる気配はなく、「今日は遅れてるのかな」と思いながらその場で待つ。

すると、離れた場所からレーザービームのような光が見えた。

まさか、場所を間違えていたのか…?と、光の方向へ移動すると、人波が現れる。
さっきの強い光はクライマックスだったらしい…。

かなり楽しみにしていただけにショックだったけど、場所を間違えて、時間になってもその場に残っていた自分が悪いので仕方ない。

切り替えて、マリーナベイサンズのショーへ向かう。
調べてみると、どう移動しても結構時間がかかるらしい。
まあまあ距離はあったけど、歩いていくことにした。

下の写真は道中で撮ったもの。

下から見たマリーナベイサンズ
ショッピングモールも春節仕様に
海辺だし、横浜っぽい雰囲気だなと思った



写真を撮りながら向かっていると、あまり時間がないことに気付く。

マリーナベイサンズのショーは21時かららしい。
「のんびり生きる!」が最近の目標なのに、旅先で小走りするとは…。

なんとか時間までにマーライオン公園に到着したものの…。

噴水ショーが遠くに小さく見える



こんな一生懸命歩かずに、マリーナベイサンズ側から見た方が良かったかもしれない…と思いながらも、最後まで楽しんだ。

よく、マリーナベイサンズからレーザーが出てる写真を見るけど、実物はそんなには光ってなかった。
写真は加工なのか、特別な日はもっと光るのか分からないけど。

ショーの後は、せっかくなので夜のマーライオンの写真を撮ることにした。
相変わらずマーライオン周辺だけ人口密度が高すぎる。
もう21時半だけど、子ども連れの方もいて治安はかなり良いと感じた。

ライトアップされてかっこいい!

1人だとちょっと怖い、夜のアラブストリート

一通り楽しんだので、宿に戻ることにした。
前日に宿で調べて知ったのだけど、宿の近くには「アラブストリート」という大きな観光地があるらしい。
翌日行く予定にしていたけど、夜の景色も見てみたい。

バスを降り、アラブストリートに向かう。

アラブストリートの象徴とも言えるモスクがライトアップされていて美しい。
賑わっている飲食店も多かったのだけど、マーライオン公園周辺とは違って、1人で歩くのはちょっと怖いかも…と感じる雰囲気。

夜のアラブストリート


また明日、明るい時間に出直そう。

宿にただいま

宿は4人一部屋。貴重品は鍵付きのロッカーがあるが、大きな荷物を入れられるロッカーはない。
最悪盗られても問題ないものしか入れていなかったとはいえ少し心配していたが、さすがシンガポール、荷物は無事だった。

歩数計を見ると、なんとこの1日で35144歩も歩いていた。
ぐっすり眠れそう。

最終日も楽しく過ごせますように。

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