某専門学校 旅行学科・ツアープランナーコースを卒業した話
私は高校卒業後、上京は上京でも、京都にある旅行系の専門学校に進学した。
京都で旅行系の専門学校は1校しかないので、調べたら即出てくると思う。
一応、具体的な名称をこちらで言うのは控えておく。
その専門学校に通ってみての感想を書こうと思う。
1年前期は専ら資格の勉強!夏休みがないに等しくてキツかった!
旅行学科に入学して、1週間後に卒業した先輩が考えたプランで、2泊3日の国内研修旅行で和歌山を周遊した。
これは、「クラスのみんなと仲良くなりましょう旅行」で、課題は特になく、普通に団体旅行してる感じだった。
この国内旅行研修が終わると、本格的に9月と10月にある「国内旅行業務取扱管理者」や「総合旅行業務取扱管理者」の資格取得の為の授業をひたすらこなしていった。
私は総合旅行業務取扱管理者のみで、他のクラスメイトよりは負担は軽かったけど、それでも夏休みがないに等しかったので、キツかったし、しんどかった。
他の学科の人達や大学生が羨ましかったなー。
1年後期から、各コースに別れての授業や旅行会社に勤めたら役立つような授業が始まった
上記の資格試験が終わると、やっと専門的な授業が始まる。
私は「ツアープランナーコース」専攻だったけど、どちらかというと、「ツアーコンダクターコース」のほうが専門的な授業がたくさんあったと思う。
ツアープランナーコースとしての専門的な授業は、あんまり記憶にないけど、他のコースよりツアープランをたくさん作ったのと、飛行機の予約システムの授業があったぐらい。
旅行関連の授業以外に、英語、ビジネスマナーや京都の歴史、就活の授業、ワード・エクセル等の授業もあった。
春休みは、2週間旅行会社でのインターンシップがあったけど、出席日数足りなかった私は2年の夏休みにやった(笑)
あと、ツアーコンダクターコースの案内で、広島・宮島を観光したり、関西空港の見学があった。
2年前期は授業のコマ数は減るが、ひたすらプランを作って、卒業旅行の旅行プランを決める
2年前期は授業のコマ数が減って余裕が出てくる。
だけど、1週間~2週間に1~2つのペースで、旅行プランを1から考えるのが案外キツかった。
↑上記でひたすらプラン作るのに慣れたら、春休みに行われる卒業旅行のプランを制作する。
制作したプランは、有名旅行会社従事者や先生方が投票して、投票数が多い5名がプレゼンして、他の学科のみんなの投票で卒業旅行の行き先・プランが決まる。
ちなみに、私は旅行会社の方と先生の2名が投票してくださったらしいけど、落選(笑)
その他、旅行代金の計算やパワーポイント、国際線の飛行機予約システム、インバウンドの校外学習、ニューツーリズムの校外学習等があった。
2年後期は、3~4人のグループで旅行プランを3つ作成し、その中から1つプランを旅行会社の方々の前で発表し、最優秀賞を決める
2年後期は今まで個人でやってきた旅行プランの作成を、3~4人グループで3つプランを作成する。
今までと違うところは、プランを作る以外に、ワードでパンフレットを作成するのと、パワーポイントを作成して、それらを使ってみんなの前でプレゼンすること。
一人でやるわけでないので、意外としんどくて苦労した思い出がある。(笑)
それが終わって、後期の試験が終わると卒業旅行がある。
そして卒業といった感じだった。
キツかったけど、京都で学べてよかった!
キツい授業もあったけど、観光地京都で学べて、校外学習もあったりとかして、京都が好きになった。
自ら旅行プランを作り上げるのは、自分が作りたいプランを作れると楽しいし、何度か褒めてもらえることもあって自信になった。
旅行関連の資格をたくさん取得できた。
旅行会社に勤めたい人は、この専門学校に進学するのは向いているけど、鉄道系の会社に行きたい人や観光協会で働きたい人は、鉄道に特化した設備がある専門学校なり、大学なりに進んだほうがいいと思う。
旅行会社に勤めたい人も、本格的に学びたい人にはちょっと物足りない授業がある。
ツアーコンダクターになりたい人は、本格的に学べる印象がある。
就職も旅行会社に有利だ。
ホテル系もブライダル系も有利で、たまたま知り合った人が働いている宿に、私が通ってた専門学校卒の人がいるって聞いたことがある。
でも、私はなぜか地元に帰って別業種に就職しちゃったけども(笑)
今は国内旅行や温泉について、Webライティングしているから、全く無駄になったとかそういうことはない。