角でも丸でも入魂です事件
今では薄くなってしまった某メジャーバイク雑誌だが、当時は電話帳並に分厚っかった。
あっ、今は電話帳もない時代か。だいたい今の三倍位だったと記憶。ただし、ほとんど広告でしたけど。
バイク用品店なんて、南のうみの部品屋のチェーン店がパラパラある程度。
お安いグローブやブーツ、ヘルメットなど、その広告群の通販は魅力だった。まあ、届いた品物がイメージと違って倒れそうになった事も多々あったけど…。
その雑誌、今も続いているようだが、毎年クラス別の人気投票を行っている。高2の時
(たぶん)の人気投票で順位は忘れたけど、Z400F✕のその時の写真が、今も印象に残っている。どのバイクもプロの写真だからイイんだけど、普通はきれいな自然のなかとか街角とか。F✕だけサーキット、それもF―ⅡかF―Ⅲのパドック前での撮影。
ウ⁓ンさすがバイクも良ければ写真もイイ! それ程カッコ良かったのよ、F✕は。
その角zシリーズがカッコ悪いはずがない。流線型のGPz400Fに乗るマンではあるが、実はオーソドックスな角ℤも好きだったのだ。z750FⅹやMARk―Ⅱ、ローソンに1100GP、もちろん400GPや250FT達もイイ!(年代的にz1―Rは角z先祖といった方がいいかも)。
ただし、丸zを否定するつもりはありません。
それどころかz―Ⅰ(Ⅱ)は、現在まで日本のバイク業界に最も影響を与えたデザインだったと思っている。
美しいティアドロップタンクから流れるように続くテールカウル、ミラーやテールランプに至るまで、捨てる所がない程イイ! ゼッツーテールとかゼッツーミラーなんてカスタムでは定番なのも頷けるやん。
で、試験車両の750GPである。
角zの流れを引き続ぐフォルムはイイ! でもクルマみたいな一体型のメーターは色気がない。排気音も迫力こそあれ、バラバラした音でイマイチ締まりがない。やっぱりカワサキの大型車はサイドカムチェーンの音が欲しい。それでも運転しやすいポジションだし、心配したdfiも特にクセはない。
試験車としては十分である
(そもそも乗りやすければ、デザインや音はどうでもいいのだが)。
それにしても,明石の試験車両は兵庫県つながりか、カワサキさんが多かったように感じていたのはマンだけだろうか?
この何年後の試験車両はなんと、入魂のレーサーレプリカ、
zxR―750であったと聞きました。いくら何でもハンドルはアップに替えていただいていたと信じたいですが…。
アップといえば、今も昔もアップアップのマンの次回は
⌈金払っているねんからエエやんけ事件⌋です。