女は太もも
って、田辺聖子のエッセイあったよね。今日も、投げられたテーマで思いつきの文章を書きます。
「太もも写真の世界展in池袋パルコ」に非難が殺到して直前で開催中止になったそうですね。
女性の身体を商品・鑑賞物として見ているのが不快だとか、いやいやアートなんだからとか。いろんな主張があるけれど。太もも写真そのものの是非は、今日はおいとくことにしても、である。
倫理的にどう、社会的にどう、という以前に「いまこれやったら叩かれるな」って感度が低すぎる気がしないか。何人もの大人が、何重にもチェックして、開催を決めるものではないんだろうか。誰も「これヤバくない?」ってならなかったんだろうか。
で、非難があったらあったでサクッと辞めちゃうんだって感じもある。非難を受けて、それでも主張したいことではなかったんですねー中途半端な覚悟でものづくりしてるんですかねー。軽ーい気持ちでこわい企画を立てて、軽ーい気持ちで中止にするんだなぁ。
何か主張したいことがあるのなら、それにともなう批判も引き受ける覚悟がいるんじゃないかと思うよ。
もういっそ「世界のくるぶし展」とかにして、世界中老若男女のくるぶしの写真集めようよ。人体のあらゆる部位に注目して人体の不思議展にすればいいよ。ルッキズム解体新書。内側のくるぶしと外側のくるぶし、どちらが好きですか。私は外側から洗います。
「太ももはダメなのに、くるぶしならいいの?どっからダメなのかちゃんと決めて?」みたいなこと言ってるやつは、そういうことじゃないからな。
以上。今日のテーマ、「くるぶし」でした。