バイクの免許を取りたい⑥ セット教習~見極め
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2段階の教習も順調に進んでいた。
そんな今日はセット教習だ。
セット教習とはシミュレーターとそれを受けた学科教習がセットになった教習である。
今回も3人での教習であった。
今回は私よりも年上の男性2人と一緒だった。
そのうち1名はかなり久しぶりに教習所に来たらしく、教習車がCB400SFからNX400に変わったことも知らないようであった。
教習所ではそんな時のためにCB400SFの教習車を少しだけ取っているらしく、その方はCB400SFで今後も教習を受けることができるらしい。至れり尽くせりだ。
まずはシミュレーターにて走行を行う。
危険予測をしながら走行するのだが、事故に次ぐ事故であった。
後々聞くと、わざと事故るようにプログラミングされているとのことで、致し方ないとのことだった。
シミュレーターで走り終わったところで、走行ログをみながらディスカッションしていく。この場面では車の死角に入っているので注意しましょうだとか、バイクは車からは遠く感じるので無理な割り込みなどの被害にあいやすいので注意しましょうだとか、そのような話をした。
その後は、タンデム(二人乗り)についての講習ビデオを見て、危険予測の仕方などを座学で学んだ。
次の時間からは総仕上げである。
見極めへ向けとにかくコースを走り、課題をこなしていく。
やはり、スラロームには若干の不安が残った。
しかし、見極め直前の教習で、教官よりこんなアドバイスをもらった。
「シートに深く腰を掛けすぎていて、安定感は出るがスラロームに必要なバイクを倒すという行為には逆効果。スラロームに入る前に少し腰を浮かせて入るとよりやりやすくなるよ」
このアドバイスにより、見極めではさらにタイムを縮めることができた。
見極めはノーミスで良好。これにてめでたく卒業検定を受けることができる。
続く。