見出し画像

2020/01/24 アニメ観ないやつほど観ろ、シュタインズゲートの魅力 【89】

僕は普段からアニメはほとんど観ません。たまに観ることもあるのですが、そういう時に観るのは夕方にやっている今だと、ヒロアカとか位です。そんな僕が初めて深夜アニメというものに触れて観た作品がこの『STEINS;GATE』、通称『シュタゲ』です。

きっかけはとてもシンプルで、当時高校生の兄が「マジで観ろ」「観ないと人生損するぞ」とうるさかったからです。僕は、〇〇しないと人生損するぞ、と言われた時に、結局やらずに損をしたという試しが無いので、どうせそうでもねえやって思っていたのですが、初めに言っておきます、「観なくても損はしないけど、観たら得はある」と思います。つまりバカおもろいということです。

前置きはここまでにして早速ざっくり紹介していきます。

まず、この作品を観るにあたって注意するべきことがあります。それは、

序盤つまらんからと言って途中で投げ出すな

会話がキモヲタだからと言って投げ出すな

この作品は一言で言うとタイムリープを題材にしたアニメなんですが、このタイムリープという本質を絡めた面白さ、というのが全24話ある中の10話を超えたあたりからなので、序盤は退屈でつまらなく感じてしまいます。ですがその序盤つまらない部分は後半への伏線をバンバン張っていたり、日常の何も起こらない平和な部分、が見終わってからだとめちゃめちゃ大事だなって感じるのでどうか我慢して欲しいです。その先には絶対後悔させない面白さがあります。

そしてこの作品は秋葉原が舞台なんですが、それはもう主人公やその仲間もキモヲタなので、そこのキモさで投げ出してしまう方もいます。観始めた当時、ヲタク文化とか全く知らない僕からしたら新鮮で面白かったのですが、やはり受け入れない方もいると思います。ですが、我慢してください。

この二つから面白い部分に到達する前に挫折する方が多いのがこのアニメの敷居が高いと言われる所以です。そしてタイムリープが題材なので、物語が頭の中でごちゃごちゃしてしまいます。というのも、この作品の主人公である岡部倫太郎、通称『オカリン』だけはタイムリープした時に、タイムリープする前の世界線の記憶を保持してしまうからです。

例えば、オカリンがA→Bと進んでいた世界線からCの世界線にタイムリープするとA→Bと進んでいた記憶を持ったままCに移動します。

   ーーーー→B×
Aーーーー→C⚪︎
   ーーーー→D×

ですが主人公以外のキャラたちはオカリンが世界線を移動したことは把握できず、A→Cの世界で生きてきた記憶しかありません。

この設定で感の良い方は気づいたかもしれませんが、Bでは友達だった人もCでは赤の他人であったり、Bでは誰かが死ぬとして、それを救う為にDに移動したら、Dでは別の誰かが死んでしまう。それを把握できるのが主人公のオカリンだけ。というとても悲しいことも起こり得るわけです。これがシュタゲの一番の面白さです。

あと所々で泣けます。心が痛くなります。あんなにキモかった主人公がめちゃめちゃカッコよく見えます。仲間の大切さに気付けます。大人になるにつれて僕たちが忘れていってしまう何かを教えてくれます。

ちょっと複雑なストーリーが好きだよ、
考察するの好きだよ、とかいう人は絶対観ましょう。

そして全ての伏線が回収された時には鳥肌が止まらないと思います。

もっと面白いよってことを紹介できそうですが気力がないので、少しでも気になったら観て欲しい。

観終わった後に、1話に戻って観てしまうなんて人も居るくらいです。というかそれ僕です。

そんな神アニメ『STEINS;GATE』是非観てください。

ほんまガチでおもろい。

いいなと思ったら応援しよう!