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48.「陰陽可分」陽の中にも陰あり、陰の中にも陽あり
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
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東洋占術の基本となる考えの中のひとつに、「陰陽論」というものがあります。この陰陽論とは、古代中国哲学の1つで自然界や宇宙、森羅万象の全ての事象は、陰と陽のいずれかに属し、互いに影響を与え合っているという思想のことです。
自然界のあらゆる事象は絶対的なものではなく、表裏一体の対立する存在と影響しあう相対的な存在であると考えられています。陰と陽は、たとえば昼と夜、夏と冬、光と影、男性と女性など2つの対となる属性から構成されています。よく見かける太極図はこの陰陽思想を図解したものです。
そして、人体は大自然の縮図であるという考え(天人合一説)から、中医学では陰陽思想を人体にも当てはめ、生理機能の理解や病気の治療にも応用しています。そのため、人間の身体にも
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