111.時代の本質は普遍としても、時流変動への見識と判断の素早さは大切に
著・三松會 占心行動学塾長 脇田尚揮 ■LINE公式アカウント■
公式本『占心行動学~運と命と自己超越の煌めき~』Amazonランキング2位
いつの世も変わらないものがあります。好きな人に会いたい、健康でいたい、働いて賃金を得たいなど、人の心に流れる豊かな人生を送りたいという気持ち。そういった思いは、どのような時代も本質的な“核”として世間を形づくってきました。
普遍的なものは私たちの生きる動機がそのまま反映されていると言えます。裏を返せば、その必然性に対してアプローチをすることは、いわばビジネスの定石であり人の必要を満たすことは、そのまま仕事の成果に繋がると言えます。
ただ、いかに普遍のものだとしても、一本調子であればいずれ陳腐化を招いてしまいます。それは好物であったとしても、毎日食べ続けていれば飽きが来ることと似ているのかもしれません。
時流は日々刻々と移り変わり、目に見えないところで“流行り廃り”が生まれています。そこを無視してニーズに応えようとしても、それを受け取ってくれる人は少ないでしょう。パッケージだけでも違うものに変えなくてはいけません。
そのために必要なのは、時代を読む先見性と決断の素早さ。何が人々の心(感情)を揺さぶり、どのようなものに食指が動くかを過去に学びながら“読む”こと、そして、パッケージが確定したらすぐに行動に移すフットワークの軽さです。
「幸運の女神には前髪しかない」と言われますが、後ろ髪を掴もうとしても好機は既に通り過ぎているものです。そういった先を読んだニーズを汲み取る力は、直感(経験と照合する力)を磨くことで自然と身についていくはず。
過去に照らして未来を読み、今この時に行動を起こす勢いを持ちたいものです。
Q.あなたはどうやって閃きを形にしますか? 新しいものを世に出すとき、何を軸にしていますか。