プリンセスコネクト!:胎界主
言いがかり100%です。お気を付けください。あとネタバレも。
この記事は、『胎界主』というWeb漫画と、『プリンセスコネクト!:Re Dive(以下プリコネ)』というソシャゲのストーリー第一部、一見全く違うように見える二つの作品が実は多くの共通点があることをどうしても伝えたくて書いたものです。
具体的に言うと、こんな美しい女の人と
この無敵ゲイレ〇パーが同族だという話が含まれます。
両作品の核心的なネタバレに気を払いながら書いていくので結構話がフワフワしてしまうのですが、ご了承ください。
1.胎界主・プリコネって何?
まず『胎界主』とは何か?、wikipediaを引用すると
""『胎界主』(たいかいしゅ)は、鮒寿司(ふなことつか)によるフルカラーWeb漫画作品。全三部作で、2018年現在第一部と第二部まで完結済み。自身のホームページ上で2005年より連載開始。""
『滅茶苦茶面白くてインターネットの一部でカルト的な人気を博しているWeb漫画』という認識で差し支えないと思います。ジャンルは伝奇、ファンタジー。そして『メタ的な意味での【主人公】が作中に存在する』作品でもあります。なのでその概念が導入されている作品の理解する為に滅茶苦茶有用な副読本でもあります。(大分前になりますが、胎界主がFGO二部の理解を助けてくれると話題になったことがあります。)
『胎界主』の作中では、タイトルにもなっている【胎界主】、【運ぶ力】、【主流・傍流】といった、一癖も二癖もあるワードが登場します。正確性に欠けますが簡単のためにまとめると、
【主流】とは世界の完結に向かう『大いなる流れ』のこと。【胎界主】とはその『流れ』を自ら生み出すことの出来る可能性を持った人間のことで、【運ぶ力】は『流れ』を自分の思うとおりに操る力のことである。
......とまあ自分はそう理解してます。まあそうは言ってもこれじゃ全然分からないと思うので、もっとメタ的に換言すると、
世界をゲームに例えた時、
『主流』=ゲームのストーリー、『胎界主』=メインキャラクター、『運ぶ力』=主人公力
といった感じでしょうか。
プリコネについて一応軽く説明しておくと、『プリンセスコネクト!:Re Dive』はCygamesより配信されているソーシャルゲームで、沢山の女の子とイチャイチャしながら世界の謎に挑んでいく物語です。このぐらいの理解で大丈夫です。
2.『胎界主』とプリンセスコネクト:Re Diveの共通点
2.1.物語を取り巻く設定
で、ようやくプリコネの話が出来るんですが、プリコネもストーリー中で『主人公』というワードが頻出する所があります。それは各章毎にある「幕間」です。幕間で毎回話しかけてくる謎の少女「アメス」、彼女は物語の本編から少し離れた世界にいる。まあ要は『メタ的』なキャラクターですね。彼女は他にも『流れ』やら『事象節』やら元も子もない話をしてきて、胎界主ポイントを稼ぐのに一役買っています。
こういうところですね
2.2.近しい要素を持つキャラクター達
まず何といっても『覇瞳皇帝』。彼(彼女)はプリコネ内でのラスボス的キャラクターなのですが、胎界主の『ソロモン』と『ピュア』を足して二で割ったような存在です。(核心に近いキャラクターなのでサラっと済ませますが。)
覇瞳皇帝(cv.蒼井翔太)
ソロモン
ピュア
(見た目を変える力を持っているので常にこうではない)
というのも、まず第一に『認識ロック』の使い手であることが挙げられます。認識ロックは胎界主用語なのですが、「ある物事に関連した思考をストップさせる精神操作」のことです。覇瞳皇帝は世襲制であるはずの王女に明らかに非正規な方法でなっています。そして、そのことに違和感を抱かないように認識ロックをかけているのではないかと王族直属の騎士団副団長のクリスティーナ・モーガンが疑うシーンがあります。
一方ソロモンも自分の存在を悟られない為や、タロット・アスという都合の良い存在を生み出したのがバレないようにする為など様々な事柄に認識ロックを使用しています。
その他無敵に近い力を持っていることなどもソロモンと似ていますね。
ピュア要素はどこかと言うと、なんといってもその「煽り力」でしょう。お互い自分以外を「足元を泳ぐ魚」程度にしか考えていないため、無意識に人を怒らせるような発言をバンバンします。
同族なんだなぁ
そして次に紹介したいのが、最初でも挙げたクリスティーナというキャラクター
彼女の生き方、在り方は胎界主の『ニキ』というキャラクターに近しいものがあると感じました。
星6絵っぽい
クリスティーナは世界でも有数の実力者、「七皇」の一人であり、性格は一言で言うと戦闘狂、味方であろうが敵であろうが自分が実力を認め愛する相手と戦うのが何よりの喜びだと感じる少し歪な考えを持っています。一方ルーサーも認めた相手に対しては「ちゃん」付けをしながらも、犯そうとするクレイジー野郎です。リゼロコラボの際には同様な人格破綻者である「ベテルギウス・ロマネコンティ」と意気投合してたシーンもあったので、もし胎界主とコラボしたらニキとよろしくやる絵面が想像に難くないですね。
ちなみにこの時覇瞳皇帝もルーサーのように引いてました
他にもクリスティーナは「誓約」というものを大事にする家柄で育っており、クリスティーナの場合は「自分の胸に触れた者と結婚する」という誓約を立てており、キャラストーリーでは模擬戦中に不慮の事故で胸に触れた主人公にあの手この手で求婚するほほえましいお話も見られます。そのストーリー中にクリスティーナは誓約についてこう述べています。
気づきませんか?これ、ニキの「俺ルール」と全く同じなんです。
同じすぎてこれ以上言うことはありません......
3.終わりに
と言った感じで見てきましたが、何が伝えたかったのかと言うと、「プリンセスコネクト!:Re dive」の副読本に「胎界主」をオススメしたく、「胎界主」を既に読んでいる人は「プリンセスコネクト!:Re dive」のストーリーを読んでほしいということです。
色々共通点をあげてきましたが、一番の共通点は「どちらも無料で読めること」だと思います。胎界主は15年に渡ってフルカラーで描かれ続けた物語を無料で読むことが出来、プリコネも第一部は全開放されているので今からでも読めます。
少しでも興味を持ったら目を通していただけると幸いです。
画像は全て公式からの引用です。
おまけ
ネタバレ含む、「胎界主じゃん!」と思ったシーンです。
前後のシチュエーションがとても似ていたのでそれ含めての「胎界主じゃん!」シーンです。
言いがかりじゃねえか!!!→はいその通りです......
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