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トランスフォーマーONE感想!

ONE!
随分時間がたってしまったんですがONEの感想を書いていきます。
絵も絵も交えて~とかのんきなこと思ってたんですが、
描いてたら公開終わっちゃいそうなのでほぼないです。すいません。

このNOTEを見ている人ならONE見たよ!と言う人も多いかもしれませんが見てない方へ。

見て!

・トランスフォーマーって見たことなくて…。
大丈夫!むしろその状態は貴重!見て!

・実写しか見たことないでごわす…。
問題ない!見て!

・ロボット物か~。難しそう…。
あいつら生き物!見て!

・配信来たら観ます!
私はメイドインアビスの深き黎明の魂を劇場で見なかったことを一生後悔しています。

見てない人は明日行きましょう。
三連休らしいですよ!(私は土曜出勤です)
もうすぐ終わっちゃうらしい。つらい。

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私は縁あって8月の先行上映を見させていただいたのですが、
身内にも(もちろん)内容は一切喋らなかった。
(喋る友達がいないわけではない)
行くことも黙っていた。
そして黙っていることのなんと辛かったことか…。
この感情をどこにもぶつけられずにメモ帳に吐き出していた。

そして9月に上映が始まり、もう一回見に行った。
今度は何が起きるかわかっている、覚悟を決めて見ていた。
プッチ神父は覚悟しているから幸福になれると言っていたが、
覚悟しているからこそなんでもない日常のシーンでもう泣いてしまった。

映画としての感想

もう100点100点!
なんだろう、すごくテンポが良かった。
アニメ映画って話の都合上入る面倒くさいモダモダした悲しみターンみたいな流れみたいなのがあったりするんだけど、ONEは全然感じなかった。
TFの専門用語とかあるので初めてだとその辺が「なんだっけ?」ってなるかも。コグとかスパークとかサイクルとか?
でもセイバトロニアンの世界の話だからそういう文化なんだなあってなるから全然気にすることじゃない。ハリーポッターと同じ。マグルは非魔法族とかすぐ覚えたでしょう。

私は初代G1しかちゃんと見てないのでほぼ初心者目線で見てて、
センチネルとかエアラクニッドとかクインテッサとか全然知らなかったから、「なにーこいつー!悪い奴じゃないかー!」とか「なんなんだこの宇宙人は!?」って新鮮に驚きがあって良かった。
なので全然初見の人でも楽しめると思う。

車で帰る人は絶対に運転する時「トランスフォーム!」って言いながら帰る。私はそうした。

以下内容のこと書き殴り。

(バラバラにメモしてるから恐ろしく読みづらいです)

これは2つの思想の物語。
善とか悪とかそう単純なものでなくて、信念とか生き方の話と受け取った。
センチネルプライムが自分たちの存在すべてを裏切っていたという事実に対してどういう風に向き合うか。

オライオンはどこまでも良い奴で、D-16はどこまでも正しい。
ただし、その正しさは善ではないかもしれない。

センチネルを許すか、許さないか。生かすか、殺すか。
全てのトランスフォーマーがどちらか一方を選ぶとしたら分断するんだろうな。
最初からセンチネルの裏切りを知ってた三参謀らは絶対に許さないだろうし、逆に今までセンチネルを信じてた側は急には殺そうとまでは思えない。
でもDのように自分の境遇を呪っていた者が真実を知った時に果たして許せるのか?
労働の中で消えて行った仲間も少なくないんだろう。
自分の友が偽りの王のせいでスパークを散らしていたのだとしたら。
センチネルの甘言に救われた者も居たのかもしれない。
色んな立場があったはず。

許すことは正義なのか、許さないことこそ正義なのか。
すごい難しい。でも私はやっぱり心の底からデストロン(ディセプティコン)なのでセンチネル処刑派になると思う。だいたいこういう復讐物って許して終わりになるけど、「メガトロン様がやってくれた!」ってなったし、すごい気持ちよかった。
処刑は残酷だ野蛮だというけれど虐げられた者たちにとっては希望と鼓舞だったのじゃないんだろうか。
これはこれで正解であり、メガトロンを間違っていると言うことは虐げられた者たちを否定することになる。復讐は清算と救済。これからの為の足掛かり。親を殺して巣立つ。

どれだけ音楽や演出で悪しき姿に映し出しても、踏みつけられた者たちの怒りと悲しみを癒してくれるのは復讐だ。
あの処刑によって救われた者だっているはずだ。

…というように私は強火のメガトロン・ディセプティコン狂信サイドで居たんだけど、私の周りはわりとオプティマス派が多くて「それだとセンチネルと同じことになっちゃうよ」と言われて「ふええ」と言った。
メガトロンは破壊からの創造で、オプティマスは再建だ、と友達は言った。
すごいなあって思った。かんがえつきもしなかった。
だってメガトロン様かっこいいだもの…。

愚まむ。

一番興奮したのはやっぱり、オライオンの手を離すシーン。
あそこでD-16は死に、メガトロンが生まれた。
オライオンを殺し、オプティマスを生んだ。

「もう助けない」からのセンチネルを引き裂く流れは本当に美しかった。
わりとこういう復讐~!って話だと結局撃たなくて「行け!二度と俺の前に顔を見せるな!」とかなるけどきっちり始末してくれて、もう立ち上がって歓声を上げたかった。やったーー!!!やったやったー!
友情は終わったが新たなる象徴が生まれた!

あ!これあれだ!X-MENのフューチャーアンドパストじゃん!!!
チャールズとエリックのやつもそうだ!!!!!!!!!
うおおお~~~好き~~~!!!!
あの友情が終わる瞬間も熱かったなあ!
やっぱあのシーンでも私は殺せ~!!やれ~!!って応援してた。
これ応援上映やったらおもしろそう。
殺せ殺せーー!!と殺すなーーー!!!で分かれるんだろうな。
ぜひサ軍とデ軍で席を分けて欲しい。
いっちゃん盛り上がるところだ。

続編は2で敵対して、3で共闘して欲しい。
そしたらもう最高。完璧。好き好き大好き。
ネトフリのやつも最後共闘したし…
みんなも共闘好きでしょ?
なあ、
なあ!
なあて!!!!!

ここからもう色々思ったことを書きなぐるだけ。

ONEはこの流れだとスタスクが科学者でスカイファイアーと友達ってくだりが無さそう。そもそも科学者ですらないかも?ジェットファイヤーはレースに参加してたしな…。意外と陽キャ。

今回は最初からメガ様にとってスタスクは敵寄りの始まりで裏切りのお株はセンチネルに取られてたから次回に期待。
しかし裏切るたびにセンチネルがちらついてメガ様の逆鱗に触れないか心配。怒られても良いから死なないで!死なない程度に叱って!

バンブルが本当にうるせーー!!ってくらい喋るのがめっちゃ良かった。
喋れない鬱憤溜まってたんじゃないのか。デッドプールくらい喋る。

よく考えるとカセットロンとかも居なかったしこれは続編がすごい楽しみ。
フレンジーとランブルがきゃっきゃしてたら可愛い。男の子でお願いします。
1と2の間にまた色々関係が構築されるのかな。

ジャズ可愛い。あんなに可愛くていいの?羽がぴょここ…
マイスターのイメージと結構違うけど若い頃はああですっていうんだったら可愛い。

三参謀のこと!ONEは過去話ということであのメガトロン様の腹心である
レーザーウェーブ、サウンドウェーブ、スタースクリームがいかにして
三参謀の位置についたか、着く前は?というのは身内内でもめちゃくちゃ気になるところでした。
(といっても私はG1とネトフリのWFCしかまともに見ていないのでかなりキャラの解釈に偏りがあるのだけど…。)

ONEの三参謀とD-16たちの邂逅シーンは癒しでだった…。
あそこ先行上映の時みんな笑ってた気がする。
バンブルがずっと喋っててみんなうんざりしてたんだろうな~。
ショックウェーブはわりとコメディ担当?
G1とWFCはメガトロンに忠実な科学者でお留守番担当というイメージだったので結構キーキーしてて笑いました。原語版はどんな感じなんだろうか。地元は字幕やってなかったのでブルーレイを待つ。

サウンドウェーブはG1よりスマートな印象。D-16とスタスクの戦いに加勢しようとするショックウェーブを制止するのが戦況を冷静に分析してて印象的でした。オライオンの指示にも淡々と従ってたし。
カセットロンが出てこなかったので、フレンジー&ランブル、コンドル、ジャガーはもうTWOまでお預けってことだな!はやくみしてちょうだい!

かわいそう。

そしてスタースクリーム。もうほんとこのシーンはずっと声を抑えてるのが大変で…。
WFCの佐藤せつじさんボイスがすごく良かったのでONEでも続投されてて本当に嬉しかった。「だまらっしゃい!」が好きすぎて日常で使っている。最初は「来いよオラ!」ってチンピラムーブだったのに劣勢になるとヒーってなってるのが本当に良かった。玉座から引きずり降ろされてこそスタースクリームですね。
なんとなくだけど、あの玉座に座れていたのは一番強いというより一番声がでかかったらだといいなと思ってる。もちろん強いんだろうけど器としては…うーんって感じで、音波も衝撃波もリーダーとして認めているというよりもとりあえず持ち上げておいてもっと、相応しい者が現れるのを待っていたのだったらいいな。後半は発生装置壊されておもしろい声になってて可哀想(かわいい)でした。
オプティマスVSメガトロンでも何も言わずに3人は加勢しにいく。自分たちを導く主は誰なのか本能で判断しているような気がする。

センチネルにD-16とB-137を含む親衛隊が捕虜にされてからのくだり、
アイアコンの指導者で特別な力をもったプライムの絶対的な力でねじ伏せられてしまう。
しかしDは屈しない。反骨精神というかどんな目にあわされようても睨みつけて絶対に復讐の火を絶やさない。この姿をスタースクリームを含む親衛隊は見ている。ここでスタースクリームより強い、だけでなく退かない屈しないという鉄の意思を見せつけられる。サウンドウェーブとショックウェーブは見ていないけどその後のセンチネルへの逆襲を見て一気に惹きつけられている。この後二人はどんな感じでメガトロン様を支持していくのかそういう過程がいっぱい見たい。いっぱい見たいんだよ。

アルファトライオンが全盛期の力を持っていたらセンチネルを殺したんじゃないか。アルファトライオンだってセンチネルは戦いの末に殺していたはず。命乞いしたら別なのか?
戦うために生まれたトランスフォーマーなら殺し合いで決着をつけてもおかしくない…。けれどそこで生かす選択肢をするのは新たなプライムとしての素質なのかもしれない…。
戦うからこそ戦ってほしくないifの世界は輝く。
たたかわない!たまにたたかう!でもたたかわない!

個人的にはオライオンとDが分かれるのもそうだけど、Bと別れてしまうのもすごくつらかった。
苦し紛れの「こんな良い奴に会えた!」とか刺さったBを引き抜いたりとかお互いコメディ絡みが多かったから、
ゴールデンカムイの尾形と白石が最終的に敵陣営同士になるみたいな寂しさがあった。
2で「メガトロンか…俺のビッグヤバトロン気に入ってくれてたんだ…」とか思ってて欲しい。
というかBも結構Dと同じくらいのヤバさを秘めているのがすごい。
無邪気に斬りつけまくる、めちゃくちゃ楽しそう。
パンフレットにはジャズがオプティマスの右腕と書いてあって
Bではなかったのでやっぱり危なっかしいからなのかなと想ったり。
バンブルビーって名前はいつ付くんだろう?地球に行ってから?

どうしても私はデストロンびいきになってしまうのだ。
まとまらない~!とにかくめちゃくちゃ良い映画だったんだ。
本当に私はずっとデストロン側でいたい。
デストロン基地で床を掃除するルンバになりたい。
Blu-rayでたら甥っ子に配るんだ。
7人もいるから誰か1人くらい刺さるかもしれない。

本当にすごく良かった。
めちゃくちゃ良かった。
いっぱい色んな気持ちになった。
もっとみたい。続きがみたい。
絶対続きも作ってください。
なんでもします。

頭悪くなりそうな文章を読んでくれてありがとうございます。
INTが2くらい減ったと思います。

ふたり。


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