3/13(金) 慶大vs日体大 オープン戦
2020年3月13日(金)、下田グラウンドで慶應義塾大学と日本体育大学の硬式野球オープン戦が行われ、11対4で慶大が日体大に勝ちました。
スカウトの方々が大勢いらっしゃり、観客席は満席。50名以上の観客がいらっしゃったのではないでしょうか。天候も前日とはうって変わり、ぽっかぽかの野球日和でした⚾️✨
★試合ハイライト(先攻:日体大 後攻:慶大)
初回、両チームともに三者凡退。外野フライ、サードゴロ、見逃し三振と内容も同じ。
2回表2アウトで回ってきた6番レフト細田悠貴選手(2年・木更津総合)が、3球目を中越えソロホームランに。次打者は空振り三振とされるも、日体大が先制点を挙げました。
しかし、2回裏、先頭の4番ライト正木智也選手(3年・慶應義塾)がカウント2-2で迎えた5球目を左中間へのソロホームランとし、すぐさま同点に。その後、5番6番が内野ゴロとされ、2アウトとされるも、7番ファーストの嶋田翔選手(4年・樹徳)が、5球目を左前へのヒットとし、2アウト1塁。続く、8番キャッチャー福井章吾選手(3年・大阪桐蔭)も2ストライクからの3球目を左前へ運び、2アウト1,2塁。9番DH朝日晴人選手(2年・彦根東)が、フルカウントから2球ファールで粘った後の8球目がセカンドへの内野安打となり、ヒットエンドランが成功。2塁走者嶋田選手が生還し、逆転。次打者2巡目の1番ショート瀬戸西純選手(4年・慶應義塾)が8球粘るも最後は空振り三振とされ、3アウトチェンジ。
3回表、空振り三振と外野フライ2つの三者凡退に。この回、慶大・木澤尚文選手(4年・慶應義塾)の球数は11球。内、ボールは2球。
3回裏、先頭の2番サード角谷隆之介選手(4年・湘南)がレフトオーバーツーベースヒットで出塁。1アウトで迎えた4番ライト正木選手が、左中間フェンス直撃のタイムリーツーベースヒットを放ち、2塁走者が生還。続く、5番レフト若林将平選手(3年・履正社)への2球目がワイルドピッチとなった間に、2塁走者正木選手は三塁へ。5番レフト若林選手が四球を選ぶも、次打者のショートゴロが併殺となり、3アウトチェンジ。
4回表2アウト後、4番ファースト猪原隆雅選手(2年・大冠)が7球粘ってフォアボールで出塁。5番ショート渥美陸選手(2年・日大)の4球目に盗塁を試みるも、慶大キャッチャー福井選手にけん制死とされ、3アウトチェンジ。
4回裏、先頭が三振に倒れた後、8番福井選手がライト前ヒットで出塁。次打者がセンターライナーで2アウト。1番瀬戸西選手への2球目がワイルドピッチとなった間に、1塁走者福井選手が進塁を試みるも間に合わず、3アウトチェンジ。
5回表、この回も外野フライ2つと三振の三者凡退とされる。球数は8。
5回裏2アウト後、3番セカンド下山悠介選手(2年・慶應義塾)が右中間へソロホームランを放ち、5点目。続く4番ライト正木選手が四球を選ぶも、次打者がセンターフライとなり、3アウトチェンジ。
6回表1アウト後、9番キャッチャー小口丞太郎選手(3年・関西中央)が左中間へツーベースヒットを放ち、出塁。1番セカンド神田将嗣選手(3年・いなべ総合学園)がタイムリーツーベースヒットを放ち3点差とする。
6回裏、代わったピッチャー岡田龍生選手(1年・履正社)にサードゴロ、センターフライ、空振り三振の三者凡退とされ、3アウトチェンジ。
7回表、代わったピッチャー丸谷浩太郎選手(3年・国学院久我山)に、先頭が見逃し三振とされるも、次打者6番レフト細田選手がライトオーバーツーベースヒットを放ち、1アウト2塁。2アウト後、8番代打宮木紳道選手(3年・日大三)と9番キャッチャー小口選手の両選手がタイムリーツーベースヒットを放ち2得点。1点差まで詰め寄る。
だが、慶大も攻撃の手を緩めない。
7回裏1アウト後、1番ショート瀬戸西選手、2番サード角谷選手がそれぞれ、ライト前ヒットとレフト前ヒットを放ち、1アウト1,2塁。次打者が空振り三振とされ2アウトとなるも、この日絶好調の4番正木選手が期待通り、ライトオーバータイムリーツーベースヒットを放ち、1点追加。続く、5番若林選手が内野安打を放った間に3塁走者が生還し、さらに1点を追加。縮められた点差を再び、広げる。
8回表、慶大はピッチャーを長谷部選手にチェンジ。「ゴオオオオオ」と音を立てそうなボールが打者に迫ってきて、3者連続三振の三者凡退。ボールが生きていると感じました。(今日職場で報告すると、なぜか笑われました)
8回裏、打者一巡のダメ押し猛攻が始まる。先頭の代打松田颯来選手(4年・佐賀西)がフルカウントからの6球目、代わったピッチャーの上羽一平選手(3年・紫野)から右中間へソロホームランを放ち、1点追加し8点目。続く8番福井選手が放ったファーストへのあたりが、1塁ベースにあたり、イレギュラーバウンド。その間に福井選手は二塁へ。1アウト後、1番ショート瀬戸西選手がデッドボールを受け出塁。さらに外野フライとなった2アウト後、3番セカンド下山選手がライトオーバータイムリーツーベースヒットを放ち、2塁走者福井選手が生還し、1点追加の9点目。続く、4番代打中澤選手のセンター前ヒットでさらにランナー2人が生還し、2点追加で11点目。次打者がヒットで出塁するも、最後は、センターフライで3アウトチェンジ。
9回表、この回も慶大・長谷部投手が外野フライと空振り三振、見逃し三振で三者凡退に打ち取り、試合終了。9回に長谷部投手が投じたのは10球。内ボール球はたったの2つ。うなりながら迫ってくる長谷部投手のボールは、もはや脅威でした。
★打撃成績
【二塁打】
(日体大)神田選手、細田選手、宮木選手、小口選手×2
(慶大)角谷選手、下山選手、正木選手×2、福井選手
【三塁打】
なし
【本塁打】
(日体大)細田選手
(慶大)下山選手、正木選手、松田選手
★投手成績
【日体大】
①北 拓海 (2年・智辯和歌山) 背番号21
5回 93球 打者23人 被安打8 奪三振3 与四死球2 失点5 自責点4
②岡田 龍生 (1年・履正社) 背番号11
2回 37球 打者10人 被安打4 奪三振2 与四死球0 失点2 自責点2
③上羽 一平 (3年・紫野) 背番号15
1回 31球 打者9人 被安打5 奪三振0 与四死球1 失点4 自責点4
【慶大】
①木澤 尚文 (4年・慶應義塾) 背番号8
6回 85球 打者22人 被安打4 奪三振9 与四死球1 失点2 自責点2
②丸谷 浩太郎 (3年・国学院久我山) 背番号59
1回 18球 打者6人 被安打3 奪三振1 与四死球0 失点2 自責点2
③長谷部 銀次 (4年・中京大中京) 背番号21
2回 23球 打者6人 被安打0 奪三振5 与四死球0 失点0 自責点0
★MVP
【投手】(慶大)長谷部選手
うなりを上げて迫ってくるボールに鳥肌が立ちました。🤩⚾️✨
【打者】
(日体大)
①細田選手
右へ、中へ見事な一発でした😆🌸
②小口選手
左中間二塁打が二つ。素晴らしかったです😆🙌
(慶大)
正木選手
全打席出塁に加え3打数3安打3打点。昨秋日本一のチームを継ぐ4番として、存在感が際立っていました😌✨✨
【司令塔】
(慶大)福井章吾選手
声とボディランゲージで、ナインをまとめていました😆✨大阪桐蔭時代にも増して、最高の司令塔、扇の要となっていました。打席に入る前に、審判の方の目を見て「お願いします」というのもものすごく好感を持ちました。
試合後すぐに福井選手のお母様にご報告させていただくと、キャッチャーとしてフル出場されたことをとてもおよろこびになっておりました😌🙌
打撃成績も4の3で素晴らしかったです✨
★声かけベスト3
【日体大】
①ピッチャーストライク欲しいぞ
②変化待ちやで
③いいチェック…ピッチャーのけん制に対して
【慶大】
①フライ増えるよ、ショート行くよ、バントあるぞ
内外野への1球ごとの声かけが良かったです!最高の司令塔😌✨
②外野前よ
③あと1点まで大丈夫
両チームランナーコーチャーの掛け声がすごく響いて楽しかったです😆⭐️