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立ち返る場所を大切に育てる:クマンマンBOOKをつくる道 #01

つながりがつながりを生む場はゆるやかで、温かい。知らない人同士でもその場にいるとなんだか楽しくなってしまう。そしていつしか知り合いになり、「自分の好きなもの」を共有しあっている。

そんな場所を不定期で提供しているクマンマンは来年10周年!いままでしてきたものづくりやそこで出会った人たちとのことなどを冊子にまとめていきたいとお話をいただきました。

自分たちの「好き」を形に

クマンマンは自分たちが好きだと思うものだけにこだわってきました。「これは売れそう」ではなく、自分たちが使って心地よいもの、幸せなものを選び取る。そこには「いいものをいいものとして誰かに伝えたい」という熱い想いがあります。

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インドネシア・バリ島の布などを使ったオリジナルデザインの服や世界の素敵な雑貨や美味しいものを扱っています。年に数回行われるイベント「パサール・クマンマン」にはたくさんの人が友達の家に遊びに来るようにやってきてくれます。

自分たちの持っているものは何か

これからクマンマンBOOKをつくるとき、一番大切なことは、自分たちの魅力を改めて知ること。

クマンマンの2人とまんぷく食堂の2人で行なったミーティングでは、冊子のイメージ、伝えたいこと、クマンマンに関わってきてくれた人のことなどをを話していきました。

自分たちが何を持っているか、どんな想いがあるのか、それをどんな風に伝えたいのか、それはどんな風にしたら伝わるのかを考えていくことがBOOKをつくるうえで大切な要素になります。

これからつくっていく中で、その「大切な要素」に絶えず立ち返っていくことになります。

どんなBOOKを目指しているのか

クマンマンの魅力は、「コミュニティ」と「物語」です。クマンマンに来てくれた人たちにが肌で感じる人と人とのつながりの輪があります。その一人ひとりにクマンマンで出会ったモノたちとの暮らしがあります。

そして、そこに集う人たちの物語とモノたちが持つ物語が交差し、広がっていくのです。クマンマンのモノたちの持つ物語とそこに出会った人たちのつながりをお伝えしていければと思っています。

クマンマンが10年の間、大切にしてきたこだわりに立ち返りながら進んできたように、このBOOK製作も「何を伝えたいか」「何をつくりたいか」に常に立ち返っていきたいと思います。

次回は撮影編!お天気に恵まれますように!

(ゆき)

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