番台の楽しみ

フランス出身の銭湯大使ステファニーさんのインタビュー記事「銭湯は、わたしが日本に住む理由」を読んだ。

「銭湯は、わたしが日本に住む理由」銭湯大使ステファニー・コロインさん | PARIS mag パリマグ

東京都の新宿にある『栄湯』さんでフロント業務、いわゆる番台を務めていたステファニーさん。番台の役割は幅広く、常連さんが来なかったら電話をかけたり、お客さんの相談にのったりすることもある、と語っていた。

そうそう、番台ってただ「いらっしゃいませ〜」て言って、お金の受け渡しをするだけじゃないんだよね。自分はお客さんに電話をかけたことはないけれど、稲荷湯周辺でおすすめの飲食店を紹介したり、ご高齢の常連さんにスマホの使い方を聞かれた時には説明したりすることもある。他にも、スポーツの試合結果や気象情報、時には時事問題もお客さんに聞かれることがあるので、ニュースから目が離せない。小学生が来て、流行りのアニメやYoutuberの話を持ち出されたら、、、ゴメン、わからないから教えてくださいって感じかな。

書き出したらもっともっとたくさんある番台の仕事だけど、今の自分にとっての楽しみは、こうやってお客さんと色々な話をすることなんだなぁと、これを書きながら思った。さて、今日の番台中には、なんのテレビ番組をつけていようかな。