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モザイク

こんにちは。しばらく書いていませんでした。その間にサポートをいただいていたことを、最近になって気づきました。どうもありがとうございます。気づくのが遅れてすみません。

先月ぐらいからまた歌作りを始めています。

ちょっと聴くと、 またいつものスケベな歌だと思われることでしょう。まあ、ほとんどのところはそうなんですが、我々日本人がなぜ役所から真っ黒な書類を見せられてもさほど怒らないかについて考察した歌です。公文書黒塗り問題の歌です。

アダルトビデオって、ご覧になりますか?僕は観たことがあります。観たことがないと言い切ってもいいのですが、おそらく信じてもらえないので観たことがありますと、ここでは書いておきます。

ただし近年はとんとご無沙汰なのでよくわからないのですが、モザイクって、まだあるんですよね?ボカされています?この歌はボカされていることを前提に書いた歌なので、そうでないとしたらまったく見当外れなことを歌っていることになってしまうなあ。確かめるために観てみるか。確かめるために観てみよう、確かめるために。

今もまだあるようです。あれも消費者というか鑑賞者としては、控えめに言ってもないほうがいいものですよね?強く言うなら、こちとらお金払ってんだよ、隠さずにぜんぶ見せなさいよって話ですよね?

けどまあそういうことになってるんだし仕方ないね、想像で補うしかないか、って、あきらめ半分で受け入れているじゃないですか?モザイクを廃止しますと言って、選挙に出る人もいないですよね?けど、ほんとは怒ってもいいというか、時代とともに見直されてもいいことですよね?社会状況が50年前とは違うんだし。

まあちょっと強引かつ短絡的ではありますが、このようなモザイクの問題と公文書の黒塗り問題には、共通するところがあるように思えたので、歌にしてみました。 

モザイク

そもそもどうしてモザイクってあるんだろう
子どもにはしかたないと思わなくもないけど
大人になってまでモザイクで隠される 意味って
隠さなきゃならない理由なんてあるのかな

ちゃんと見せろと抗議すべきことだけど
僕を含めてみんな 男も女も
見えないことを受け入れてしまってるから
あそこを立ててもいちいち腹を立てたりはしない

一部の選ばれた人だけが
モザイクなしで見ることを許されて

一般の国民の目には触れることを禁じられているあそこ
隠すこと隠されることに慣れっこになり過ぎている
だから公文書が黒塗りで役所から提出されても
僕たちはそれもまあしかたがないと思い
見えていないことに目をつぶる

これが正義なんだと黒く塗りつぶし
これは性器だからとモザイクで隠す
やましくないのなら我々の目にさらせ
海外 欧米ではもろ丸見えだって知ってるよ

ムービースターのち○こもネットで見れる
そんな時代に何を隠せるだろう

すべて見せろと言っているわけではない見せたくないアレもある
プライバシーのために目を黒く塗りつぶすこともある
本当のことを知りたいだけ真実に近づきたいだけ
人のあそこを見たいと言いたいわけではなくて
真実のあそこが見たいだけ

一般の国民の目には触れることを禁じられているあそこ
隠すこと隠されることに慣れっこになり過ぎている
だから公文書が黒塗りで役所から提出されても
僕たちはそれもまあしかたがないと思い
見えていないことに目をつぶる

モザイクに慣れるな
黒く塗りつぶされることに慣れるな
もっと怒っていい


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