ねこ
こんにちは。
MaMoroom.のMoです。
今回は私のホストファミリーが飼っている猫と私のふしぎな関係についてお話しします。
現在、私たちはアイルランドという国に滞在中でホームステイをしています。
私はホストファミリーと大型犬のわんちゃん1匹とねこちゃん1匹と一緒にほのぼのと暮らしています。
しかし、このねこちゃんと仲良くなるまでの道のりは楽なものではありませんでした。
私がこのねこちゃんと初めましてをしたのは、この家に到着した初日でした。
マザーがねこちゃんの名前を教えてくれたのですが、発音が難しくて1度聞いただけでは覚えれませんでした。
私はまた誰かが呼んだときに覚えようと思っていました。
しかし、それからというもの誰もこのねこちゃんの名前を呼んでいるのを見たことがなく、未だに私はこの子の名前がわかりません。
(以下この子と呼びます。)
私は犬を飼っていた経験があり、ホームステイ先で動物と暮らせる喜びと猫に触れるというワクワク感からいきなりこの子に触ろうとしました。
しかし、他のハウスメイトからこの子に触るときは注意してねと言われました。この子は背中を触ろうとすると引っかいてくるよと言われました。
そう言われてもちょっとくらい大丈夫だと思い挑戦しましたが、やはり触る前から敵意むき出しで、この子に触れる日はこないだろなあと思いました。
それから数日経ち、わかったことがあります。
ファミリーがあまりこの子にいい意味で関心がなく、自由にさせているということに気づきました。ご飯などは決まった時間にあげているものの、家の中に姿がなくても誰も何も言ってませんでした。
猫は自由な動物と聞いたことがあったのでそういうものなのかなと思いました。
ある日の夜、私が自分の部屋でくつろいでいると、閉めていたドアを開けてこの子が部屋に入ってきました。
私はびっくりしましたが、とりあえず様子を伺うことに。
すると、この子は私のベッドに飛び乗り、布団の上で手足をフミフミし始めました。それはとてもとてもかわいい姿で、しかも、ベッドに座っていた私のひざの上に座ってきたのです。
私は調子に乗って触ろうとしましたが、シャーと言われ触れませんでした。
それからこの子がほぼ毎日私の部屋に来るようになりました。
私もこの子に慣れてきて、この子が部屋に来ても特に気にせず自分のことをしていました。私はタブレットでよく動画を見ていました。
すると、突然この子がタブレットを持っている私の手に顔をスリスリしてきました。その瞬間はかわいくてかわいくて最高なひとときでした。
今日は触れる!と確信して自分から触ろうとしました。
めちゃくちゃ触れました。しかも何度も触れました。
なんとも言えないもふもふの手触りにとても癒されました。
それから、この子の性格がなんとなくわかってきました。私が故意に “ねこちゃんだ!” と思って触ろうしたり近づこうとすると嫌がり、反対に私が “あなたなんて気にもとめてないよ” という感じにしていれば、向こうから寄ってくると。
この子は私の部屋に入ってくるときは自力で入れるのですが、出て行くときはドアを引かなければいけないので、出られません。
そんなときこの子はドアをガリガリと前足でひっかきます。それが開けてほしいという合図です。私はその合図があればドアを開けて外に出すというなんともこの子にとって都合のいい人間になっていました。
でも、私もねこちゃんに触るのは好きなので、甘やかしてしまっているなあと思いながらもこの子の好きなようにさせています。
マザーにはこの子が部屋に入ってきたら遠慮せずに出していいからねと言われたものの、私のベッドでくつろいだり、夜一緒に寝たりする姿が可愛すぎてそのままにしています。
この家に来て数ヶ月経った現在は、お互いの存在が当たり前のようになり、私が外出先から戻ってくると何食わぬ顔で私のベッドの上でくつろいでおり、甘え方も前より人懐っこくなりました。私がリビングから自分の部屋に戻ろうとするとついて来て、一緒に部屋に戻ることもしばしばあります。
とは言っても、触るのはこの子から私に近づいてきたときのみです。
以前普通に触ろうとして、思いっきり引っかかれました。痛かったです。
それでも最初は仲良くすることもできないかと思うくらい触れませんでしたが、今はすっかり心を開いてこんな姿も見せてくれるようになりました。
こんな姿を見ると、私には心を許してくれているのだなと嬉しさすら感じます。
この子は私のことをどう思ってるかはわかりませんが、私は友達でも飼い主でもない不思議な関係だなと思っています。
これからも、この子との生活をのんびりと楽しみたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
次回のご訪問もお待ちおります。
MaMoroom.のMo
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