【武蔵関】と言えば和菓子の老舗
子供のころからずっと、食べる団子や大福はココでした。
和菓子の老舗「武州庵いぐち」
皆さんご存じの「武蔵関駅」目の前にあるお店です。
あれ?武蔵関ご存じではない?
では、そのあたりからお話しします。
西武新宿線武蔵関駅。
新宿から20分ほど、急行が停まる「上石神井」と「田無」の間に位置する質素な駅です(笑)
朝夕は通勤の人でごった返すのに商店街はややシャッターが多くなっている町です。。。
武蔵関って?
武蔵関という聞きなれない小難しい名前。
室町時代まで勢力を張った「豊島」って人が「石神井城」に住んでいた頃に要門にあたるこの辺りに「関所」を作りそれで武蔵関と呼ばれているそうです。
武蔵関という名前は駅の名前として使われいます。
この地域は「関」と呼ばれていました。
昭和の初めには板橋区石神井関町となり
戦後には練馬区関町となりました。
昭和の終わりには関町は北、南、東という住所表記となっていて住んでいる人やこの場所を知っている人は「関町」と呼びます。
昭和初めに西武鉄道が開通。
武蔵関駅も作られましたが関西方面に「関駅」があったため
武蔵国から取り武蔵関としたと言われています。
和菓子老舗 武州庵いぐち
さてそんな「武蔵関駅」南口を出るとすぐに目に入る場所にお店か「武州庵いぐち」なのです。
昭和20年創業、78年続く地元の和菓子屋さんです。
名物は「関所最中」と言われることが多いのですが、個人的には「かんかんわらべ」「イチゴ大福」「栗関どら」「だんご」がおすすめです。
店内では「あんこ」や「おこわ」や「お赤飯」も売られています。
お土産や自宅で食べるなど何かと「いぐち屋さん」なのです。
最近ではテレビ東京の「出没!アド街ック天国」でも紹介されたりしました。
お勧めはイチゴ大福
今回は季節柄「いちご大福」が食べたくなって買ってきたので記事にしてみました。
あんこの甘味とほのかなイチゴの酸味のバランスが絶妙。
つきたてのお餅も格別です。