2021-04-22 3度追いつける今のチームと元山の才能と C4-7Ys#022
この3連戦・・・ていうかあの阪神戦辺りから山田と村上の当たりが止まっている。そんな中でも勝ちきれてる今のスワローズってなんか強いチームなんじゃないの?って錯覚を起こしたくなる。
オスナ、サンタナ、サイスニード、バンデン。外国人4人がやってくるまでは借金が1桁ならいいかなくらいに考えてた。ほぼトライアウト、トレード、ドラフト組くらいしか上積みが無い現状で貯金2まで来てるのは大健闘と言っていいはずだ。
実を言うと昨年も19試合目で首位に立ったりもしてたのだがね。これをワイは「高津マジック」と称した。正直出来すぎ感があった上にそれ以降の上積みは無かった。結果ズルズルと自力の差がでて結局最下位。今年はこれから上積みがやってくる。昨年の二の舞にはならないはずだよ。
今日の試合は逆転されるも3度追いつき再逆転。ヤクルト金久保、広島は遠藤とキャリアの浅い両先発だったのでもつれるとは思ったがまさか8回で勝ち越せるとは。
今日の影のヒーローは元山。
2打席目。3球目の一球速報よりやや外寄りの球をライトスタンドに運ぶ一発。一巡目球速は出てないもののなんとなく打ちあぐねる選手が多い中、強いスイングができた。ドラフト時も大学通算5本と特段パワーがあるイメージは無かったが今日なんかは手首が返るというかヘッドスピードが一番走る場所でミートができている。これは一つの才能かもしれない。
さらに山崎逆転打のあとの第5打席。
畳み掛けるようなスクイズ。かなりキツめのインコースをきっちり決めてみせた。スクイズというのは基本勝者の戦法。2点以上のビハインドでやることはまずない。同点にするスクイズもあまり多くない。2点差を3点差に広げるための作戦。まさに今日がこのケースに当たる。向こうもちょっとくらい警戒すべきではあったのだろうが、
「(スクイズは)体のどこに当ててでもバントしてやろうという思いでやったので、いいところに転がってくれてよかった。(捕手の)会沢さんに悟られないように『打つぞ!』と思ってやりました」
実際映像を見るときっちり無表情でむしろ疑わしくも見えなくもなかったが、スクイズへの姿勢はスムーズ。良いバントができてた。
現在ちょっと西浦の調子が落ち気味の中、こうやってニュースターが出てくる。今のヤクルトはバランスのいいチームになってるよ。さて新外国人はどうするかね。
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