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2021-05-16 鉄壁の外野守備固めとスライダーを武器にできた奥川と D2-2Ys #038
石山が打たれての引き分け。奥川の勝ちを消したカタチなので「石山で勝てた試合を落とした」と見られる部分も確かにある。ただそもそも打線がとったのが初回の2点のみ。ヒットわずか5本で勝つのはそもそも難しい部分はあるよ。
基本的にヤクルトは打線でなんとかするチーム。打線で勝たないと。そんな中で今日は外野守備の2人が素晴らしいプレーを魅せた。
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— DAZN Japan (@DAZN_JPN) May 16, 2021
ルーキー #並木秀尊
チームを救うスーパー美技💫
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⚾#プロ野球(2021/5/16)
🆚中日×ヤクルト
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8回ウラ、レフト並木のスーパーダイビングキャッチ。サニブラウンに勝った五十幡に勝った並木面目躍如。名刺代わりのスーパーキャッチになった。
そして9回ウラ。サヨナラのピンチで塩見のスーパー好返球。
中間守備から前に出ての返球。三塁ランナーが大島ならワンチャン狙いでタッチアップの選択になる。ちょっとでも逸れればサヨナラだからね。ここで塩見はホームベース前方に120点のスローイングを魅せた。古賀くんも立ち位置を間違えずベースの前。大島決死のスライディングもミットを弾かれること無くタッチができた。あの立ち位置なら回り込まれる可能性も高くない。
レフト並木、センター塩見、ライト山崎の守備固めは(並木山崎の肩に目を逸らしつつ)セ・リーグでも有数のものになってるんじゃないかね。この3人ならそうそうフェンスまで届く打球は打てないよ。いずれはこのメンバーがレギュラーになるくらいになってもらわんと。
そして先発奥川。今日がビジター初見参だったが、みるみる良くなってる。相手が打撃不調の中日だったことも、広いナゴヤドームということもあるだろうが、要所を締めるピッチングができた。今日も被安打7ながら与四球ゼロの7奪三振。今日はストレートの伸びのお陰か右打者相手ののスライダーが無茶苦茶効いていた。結局被安打7のうち右打者でスライダーを拾ったのが投手の柳1人だけ。投手相手だと配球が単調になることがあるので、読み打ちしやすかったところはあるかもしれんが、しっかりと腕を振る場面でスライダーを打たれることは結局最後まで無かった。
5回1点を失ったあと、尚も走者一三塁のピンチ。ここでスライダー2球。抜け気味だったがそれでも長打にされないのが今日の奥川。よっぽどスライダーがキレているんだろう。ラストボールのインコースはなかなか思い切った配球にもなるが、これだけ変化球を意識付けさせた後だからね。
6回ウラ最後の打者阿部に対してはスライダーストレートで追い込み最後はアウトローのスライダー。ここに投げきればそうそう打てる打者は居ないのよ。
左相手には対処方法はあるだろうが、右相手なら十分な武器は手にしている。あとはこのスライダーをどう活かしていくかになるね。
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