2021-09-15 再三再四のピンチを凌いだライアンと3つ落としきった清水と Ys1-0T #107
再三再四のピンチの最後まで凌いだスミイチ勝利。立役者は勿論ライアン小川泰弘!前のコラムで書いたが前回も不用意な失投での被弾はあったが投げてる球はそこまで悪くないと思っていた。
今日はどうかと言えば立ち上がりは慎重も慎重。先頭近本に初球を叩かれてからは変化球中心の配球。
低めにボールを集めフルカンまで来たところでさぁどうするかと思ったらアウトコースへのストレート!手を出すこと出来ずの見逃し三振。ライアンの場合「今日のストライク」を見つけられるかが調子のバロメーターだと思っている。1つ明確な答えをもらったところで勢いが付いた感じはした。
2回のロハスにも実は同じ攻め方をしている。
カットフォークでいなしながら最後はインコースズバッとストレート。再現能力の高さもライアンの魅力。ここから変化を着けていくことで4回5回はサクサクと。
課題の6回は最後まで慎重なピッチングに戻る。上位打線マルテ大山に2つの四球で満塁。マルテはコースに投げきった上で3ボールになった形。大山は最後まで慎重に誘った結果。ただ満塁で対戦成績5割と苦手なサンズ。本来ならジリ貧になってもおかしくないケースだとは思ったが、
結果で言えば初球で仕留めることができた。相性と相手の不調。今日2つショートゴロを奪ってるが故の事とは思うが、その賭けに勝ったことになる。
8回は流石に力尽きるも満塁にされながらも点を許さず清水に託す形が作れた。2アウトまで来てたので後は点を取られないことが優先される。大山への四球も理解ができた。そして清水だ。
最後まで投げきった清水の勝ちなのは勿論、初球の反応を見て3つフォークを選択した古賀の勝ちでもある。ここで若い捕手だと色気を出したがるもんなんだけど、経験を積んできたなぁとは思ったよ。
前半戦はけちょんけちょんにやられてた阪神戦だがあの頃って阪神は外国人がスアレス・ガンケル・サンズ・マルテと4枚十分に使えていた一方ヤクルトはマクガフ以外来日もしていなかった状態だったのでそもそも戦力差が大きかったんだ。今は苦しみながらも対等に戦うことができている。この勢いで大型連戦も戦っていきたいねぇ!