2021-10-14 原樹理の好投と「勝ち投手」という理不尽要素と D1-1Ys#133
勝ってなかったが負けなかった事でマジックを1減らした。打線は今どん底にいるがその分投手陣がよく抑えている。中継ぎ陣もようがんばった。
先発原樹理はここに来てますます良くなっている。今日も四球ゼロ。しかも今までチラホラ見られてた3ボールから入る事も1度も無かった。被安打は7回で6安打とちょっと多かったが、ボテボテの当たりの内野安打が2つ。大島にうまく打たれたのはあるがそれ以外は結果ヒットという形が多かった。ヒットの多さは横の軸で攻めるグラウンドボーラーの宿命みたいなもの。その分7回86球と少ない球数でイニング消化もできた。
最後打たれた桂の打席に関してもコースに投げきった上で当たり自体はつまり気味。それでも前進守備の山崎の上を越されてしまったことに悔しさは残るだろう。スライダー4球はそこまでの桂の反応を見てると気持ちは分からんでもない。シュートに至るまでの布石追い込んでいるので最後シュートに至るまでの布石を打ちたかった部分もあるだろうが。
ともあれ続く高松は三球三振で7回1失点。この1失点も村上のファンブルでゲッツーが奪えなかったのが絡んでいる。しゃーない。降板後、ベンチで放心状態になってたのは空気的にももうちょいなんとかならんのかとは思った一方で、試合終了後はちゃんと村上にフォローを入れている様子がカメラに映し出されていた。どうしても「勝ち投手」という、現代野球における理不尽要素があるからギスギスしてしまうことがあるが、最終的にはチームが勝つ事で報われる部分もあるはずなんだ。結局目指すはそこなのよ。
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