仮想契約更改 山田大,高橋,五十嵐編

#34 山田大樹

山田大樹も移籍２年目に結果が出た選手となった。6/13に１軍昇格後、まずは中継ぎで結果を残し先発のローテーションを勝ち取った。７月から８月にかけての４連勝は自信につながったと思う。何が良くなったかと言えば、あからさまにコントロールが良くなりインローアウトローに投げ分けができるようになったことと球速が伸びた事だと思う。BB/9が2.31と優秀な数字におさまり、MAX144kmが半分以上の試合で投げられていた。QS18.2%は低すぎるが、ローテに入った当初の信頼の問題はあっただろう。被長打率.456と被弾率1.44が高すぎる点や援護率6.36と高すぎる点など来季同じ結果がでるかというと疑問が残る部分も多いが、今年の結果を来季につなげて欲しい。

#47 高橋奎二

まず中６でとはいかなかったが１年を通して投げきることができたのが１つの成果と言える。また今季に入って平均球速が一気に伸びた。左腕でMAX153km。アベレージでも140後半が出ていた。 この球速はリーグの左腕でもトップクラスになると思う。K/9も9.35と優秀。ただ、いかんせんBB/9が5.00と制球がちょっと悪すぎた。死球8も多すぎる。キレのあるスライダーが避けきれなかった部分もあるとは思うが、ファストボールの死球は相手を怪我させる可能性も高くなる。ひいては自らの選択肢を減らしてしまうことにつながる。制球ももう少し改善していきたい。

#53 五十嵐亮太

なるべくプラスポイントを多く書きたくても書くことがない人が多い中でプラスポイントがほぼほぼ埋まってしまった。正直ここまでやっていただけるとは思わなかった。45試合投げてくれただけでも余裕で元はとれる。HR/9の低さ(0.85)や得点圏での勝負強さ（.173）などスタッツだけを見れば来季も期待ができる。7月8月の防御率が4点台5点台と疲れを見せたところも否めないが、カツオさんと同じ年の投手が３～５月にかけて24試合も投げてくれただけでありがたい。来季はもうちょっと間をおいて投げられるような環境を作りたいとこだ。