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2021-04-07 2つのバントの意義と最後に試合を分けるチカラと Ys3-2C #011
細かい野球と主砲の一打。投手陣の奮闘でなんとか勝ち切る。「今のメンバーで勝てるとすればこういう試合だろうなぁ」って試合を見事に今日はやってのけた。
ヒーローインタビューは勿論決勝打の山崎ということになる。ただ試合を分けたのは2つのバントって事になるんだろうなと。
村上ヒットで一三塁のチャンスを作った直後。荒木に対して高津監督は迷わず初球スクイズを選択。粘られた末のヒット打者はゆうても荒木と考えればバントという選択肢は排除できないようにも見えたが、広島内野陣も集まっている中で警戒してなかったのかな?改めて映像確認すると三塁ランナー中村、荒木がバットに当てた時点で三本間の中央くらいまできていたのでセーフティじゃない完全なスクイズ。高津監督の勇気ある選択が功を奏したカタチだ。
(2021-04-08訂正)上からの映像があり、これだとスタートきってなかったのでセーフティスクイズでした。ムーチョのスタート見事やわ。
そして7回ウラは嶋のバント。
渡邉ヒットからすかさず嶋が1球でバントを決めたことには大きな意味がある。相手はここまで好投を続けているとはいえルーキーの森浦。硬い神宮のマウンドに慣れさせる前にチャンスを作ることができた。
これが結果的には山崎の決勝タイムリーにつながる。まぁ強肩鈴木誠也の肩を考えれば球足が遅かったとはいえ渡邉が突っ込むのはなかなかのギャンブルだと思ったが送球も逸れ大きな一打にもなっている。
荒木、嶋の2つのバント。共に初球できっちり決めてきたのはさすがベテランの技。ここまで若手選手が軒並みバント失敗を続けている。昨今はバントが必ずしも効果的な戦略とは言えないという話も聞くが、それにしても今のメンバーでどうにかするためにはバントを決めることが一番の近道にも成ってくるんだ。しっかり練習しようね。
そして最後はクローザーの石山。鈴木誠也にあわや一発という当たりもあったがそれ以降はボスラッシュ相手に基本に立ち返った配球。
球速はMAXで145とあまり出ていないので調子はそこまで良くないのだろう。それにしてもベルトコースより高く投げたのはわずか1球。(その1球がインハイにいって本当によかったが)低めに投げきることができれば大崩れはしないもんなんだ。
そして最後に試合を分けたのは「今日が燕プロジェクト」だったってところじゃないかなとも思うんだ。5000人の人数制限に加えてヤクルトファンが三塁にも居たお陰で今までと比べれば遥かに落ち着いた神宮。それでも完璧に抑えられるとどうしようもなくはあるんだけどさ。際どいゲーム最後に左右うするものは心の機微。雰囲気を作らせなかったことが大きかったんじゃないかと思うよ。
明日は今季初の現地。三塁側で大きな声は出せないけどしっかり燕ユニを着て雰囲気くらいは作っていこうと思いますよ。
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