2021-09-23 高津監督の投手運用と西浦復活のホームランと De2-4Ys #114
今日で9試合負けなし。今まで負けの多いチームだったから考えて無かった部分にもなってくるが、新しい課題となってくるのは勝ちパの運用だ。
マモノコミュでは「ヤクルト投手陣球数計算」と題して各投手が何球試合で投げて、何試合登板してるのかが視覚的に分かる表をつくっている。
これを見ていると流石にこの連勝中、マクガフ、清水、今野を使いすぎているのが分かる。今野は登板数はそれほどでもないが、ストレート中心の投球スタイルで球数がかさんでしまう。その辺りは高津監督も分かっているようで
勝ちパターンとして8、9回を担う清水、マクガフはそれぞれ2連投、3連投中とあって、3点リードの8回は田口、9回は星を起用した。「今日の試合も大事だが、これからの29試合も同じだけ大事。これからを乗り切るために使うのを我慢した」。
そもそも高津監督、以前から投手運用に関してはかなり慎重に行っている。15年のヤクルト優勝時は中継ぎ8人制を採用していた。今はベンチ入り人数が増えていることもあり9人が普通になっているが、15年くらいは7人が普通。この時代の8人制は一つの革命でもあった。
今年も中継ぎ陣の4連投はゼロ。先発陣は登板間隔を空けながらの7人~87人で回す事が続いている。ここ数年ヤクルトは上位に立つとその後2年沈没する状態が続いてきた。これは効果的な補強ができた年かそうじゃないかというのもあるが、その1年で先発中継ぎを疲弊しきったぶぶんもあったと思う。今年は勝ちながらも来季を見据えた運用をしてきている印象が強い。
田口の中継ぎ運用とかもその一環となる。自分は田口と同じ中継ぎ経験のある高梨をロングに回す形かなとおもったのでこの手があったかぁと思ったよ。
今季も勿論良いシーズンが送られてるんだけど、将来の黄金期を作るための下準備も同時にできているんじゃないかと思うのよ。
最後今日の試合の事も少し。値千金だった西浦3ランホームラン。
これ前の打者中村と同じカウントで振り抜いているんだよね。考えて打ってるのかはよく分からんが、それでも2ボールからの甘い球を逃さなかったのは現在好調の証。ここまでスケープゴートにされてたところがあるけど本来これくらいできる選手。前半の不調を取り戻して欲しいねぇ!