2020ドラフトの感想&ヤクルト指名選手紹介 #1 木澤編
今回仮想ドラフト→五十嵐引退→本ドラフトの3連チャン。しかも週末週明けと仕事が立て込んでいる時期ということもあり、ドラフト終了後はグロッキー状態。ドラフトの感想戦まで手を出すことができなかったので、休みが取れた今日一気に書いていく。
今回のドラフトのまず第1の印象は「過不足無く選手を獲得したドラフト」だと思う。投手で1位2位を、3~5位でセンターラインと足りて居ないところをしっかり埋めてきた。特に元山を4位で獲得した事は大きい。そういう意味で不満自体は大きくない。
ただ、マモノ選ヤクルトの獲るべきオススメ選手10選と仮想ドラフトで獲得した選手の指名が無かった分、「よっしゃー!」ってテンションではいけなかったのも事実。あと、今月の打撃陣の惨状を見ていると本当に上位2位で野手を獲得しなくて良かったのか?という思いも出てくる。これは自分の知識量や見てきたものの偏りもあると思う。
それよりも何よりも指名順的にはおとなりに当たる日ハムのドラフトが自分の理想すぎた。
ドラフト部で選定したヤクルトが獲るべき1位候補12人から4人。
4位細川も仮想で指名してると考えると理想的過ぎてね。「隣の芝生は青い」というが「隣の家にマングローブが生えてる」気分だった。まぁしゃーない。結果は来年以降に分かること。自分が手のひらを返すのか、ドヤ顔するのか日ハム指名選手の行く末も注目していこうと思う。
其上で、自分が見た範囲のヤクルト指名選手への期待する点、不安点を上げていこうかと。まずは1位指名木澤から。
1位指名 木澤 尚文 (慶應義塾大学)
スワローズは1位指名早川からハズレ1位ハズレハズレ1位まで全て六大学のエースを指名してきた。神宮の適正が一番信頼できるということなのだろう。ただ、木澤に関しては個人としての評価はやや低めにつけていた。一つは大学通算の四死球率の高さ。BB/9の4.70はドラフト候補のなかでもかなり高い数字。あと投げ下ろすタイプのスタイルが同じ慶応のドラフト1位加藤(現広島矢崎)とちょっと似通っているように見えたからだ。
加えて、自分は今季のドラフトで野手を主に注視していため、木澤、ついでに法政鈴木もほぼほぼスルーしてしまっていた。ただ、改めて指名を受けてこの選手を確認してみると、上記の理由だけで無理だと片付けてはいけないとも思い直している。
まず高い四死球率についてだが、19年春の11四死球がかなり数字を悪くしている一方、今季秋は21イニングで6四球、四死球率2.57と悪くない数字に収まっている。
加藤と雰囲気が近いという点も
このインタビューで少し考え方が変わった。コイツなんかすげー考えて野球してる。理論で徹底武装した結果球速でゴリ押すスタイルになっていくのは同じ慶応大でも中日の福谷を思わせる。利発な喋り方とベイビーフェイス。これ木澤くん人気がでるよ!
まずは11.7の慶早戦。早川との六大学優勝をかけた投げ合いに期待だね。