2021-07-03 ナゴドを庭にしたライアンと自分のバッティングができた古賀くんと #075 D1-5Ys
昨日に続いて連日の二桁安打での快勝。ライアンにとって地元愛知のバンテリンドームは本当に投げやすい場所なんだろうね。ここ2試合とは打って変わって完璧な制球で相手を翻弄した。リードに守られた部分はあるにせよコースに投げわけのできる見事なピッチング。
調子のいい時のライアンは4~6回の球数が極端に少なくなるという話を何度かしているが、今日の4回は振り逃げも相まってちょっと球数は使ってしまった。それでも二塁にランナーを進めながら
ビシエド、堂上をどちらもフォークで打ち取る。今日は落とす球をしっかり落とすことが出来てた。ある時はフォーク、ある時はカットボール、ある時はストレート。複数の決め球があるからこそ、年間を通してライアンは大崩れすることがない。天候や審判の影響を受けやすい分、まいどまいど完璧とはいかんが、確実に計算はできる投手なんだ。
そして今日はなんと言っても古賀くんだ。プロ入り初の猛打賞を飛び越えて4安打固め打ち。半分エラーみたいな当たりの強襲タイムリーや高いバウンドの内野安打もあったが、
4回のセンター前ヒット、
8回のセンター前はどちらも初球をしっかりセンター方向。内外野の間に落とす、明徳義塾時代から見てきた彼らしいバッティング。自分の形でヒットが出るならそれに越したことはないからね。
このバッティングスタイルだと長打が出にくいという弱点はどうしても出てしまうし、来年再来年には更に身体を大きくして長打を打てる捕手になってもらいたいって思いはある。ただ今は2軍で培ってきた自分のスタイルできっちりヒットが打てることが定期的にマスクを被るための第1歩。
対立煽りしたい輩もいるけど、チームにとって複数の計算できる捕手がいることは本当に大事。ここまで頑張っている中村がキャリアの終盤へ向かう一方で内山くんが下で素晴らしい活躍をしてる。その間に古賀くんがいてくれるとチームとしてとても助かるのよ。期待してるよ。