2021-05-29 ライアンらしかったライアンと圧巻のマクガフと Bs4-7Ys #48

終わってみれば7対4。序盤のリードをうまくマネージメントできた試合だと思う。サンタナオスナのアベック弾など見れる部分はあったけどとりあえず投手陣中心でみていきますか。

先発ライアンは大量リードに守られ６回まで無失点の見事なピッチング。連続無失点も23まで伸びてたのね。いい時のライアンは４～６回まで球数少なく投げきることができる。今日は３イニング30球。途中から相手が焦りだすのかなんか早打ちで打ち損じてくれるのよね。本領発揮は６回。

２球→3球→２球で１イニング消化。理屈は特に思い浮かばないが、これができちゃうのがライアンなのよ。

一方で７回以降一気に崩れる傾向があるのもライアン。走者一二塁のケースはシフト破りやゴロヒットが絡んだ不運が重なってのこと。ただ代打モヤに対して初球が甘く入った。

ただ、これが点差が縮んでる場面ならここまでの甘くは入ってなかったとも思うのよ。何がともあれ今日も７回を消化してくれて５勝目。FA宣言当時は「いなくても構わない」的な事をいう人もいたけどどれだけ重要な投手かよくわかるよね。この調子はまだ維持すると思う。台風が来る季節になるまではとりあえず。

そして今日すごいピッチングをみせたのはクローザーマクガフ。中継ぎ登板過多の中、クローザーはなるべく少ない球数で投げて、明日も使える状態を維持したい場面。

相手が下位打線だったとはいえ無駄球ゼロの三者連続奪三振！球数もセーブしながら直球も落とす球もしっかり試した上でのピッチング。クローザーは心理的負担は大きいが、体力的な負担は少ないポジション。きっちりとこの役割に順応しつつある。今日は味方のエラーも絡み失点してしまったが、石山の調子も確実に上がってきている。でもこのピッチングしてるならクローザーはマクガフになるよ。

これで５月も負け越し無しが決定。いくらか15年の雰囲気も醸し出しつつある。あとは一つエポックメイキングな出来事…。館山復活時のあの空気を今度はカツオさんが作ってくれるかもしれんね。